【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期ののと鉄道七尾線 (七尾駅~穴水駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.2万円/坪(6.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +31.5%( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2024年)に比べて -30.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.8年(昨年 42.9年から -7.3 %減)。平均土地面積は 135.4 坪 (昨年 93.7 坪から +44.6 %増)。平均建物面積は 59.1 坪 (昨年 56.7 坪から +4.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。七尾駅、穴水駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは穴水駅で昨年に比べ +40.6 %、坪単価は 13.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(穴水駅)は +40.6 %(坪単価 +4.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(七尾駅)は +25.3 %(坪単価 +7.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 45.8 % → 2025年 40.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 69.6 分 → 2025年 81.1 分、+16.6 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 53.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった七尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.6万円/坪(10.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +25.3%( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった穴水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +40.6%( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて -11.8%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
| のと鉄道七尾線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 七尾駅 | 34.6万/坪 (31.3年/119坪) | 27.6万/坪 (41.4年/128坪) | 35.6万/坪 (31.3年/85.8坪) |
| 和倉温泉駅 | - | 19.4万/坪 (50.6年/55.5坪) | 3.7万/坪 (37.3年/57.5坪) |
| 田鶴浜駅 | 31.8万/坪 (46.3年/197坪) | - | 33.1万/坪 (31.3年/93.8坪) |
| 笠師保駅 | - | - | - |
| 能登中島駅 | - | 9.6万/坪 (38.3年/145坪) | - |
| 西岸駅 | - | - | - |
| 能登鹿島駅 | - | 5.8万/坪 (19.3年/275坪) | - |
| 穴水駅 | 13.8万/坪 (42.6年/137坪) | 9.8万/坪 (44.6年/70.6坪) | 6.6万/坪 (48.7年/79.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
穴水駅 13.8 万/坪(昨年同期比 +40.6 %)
穴水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +40.6%( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて -11.8%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 42.6年(昨年 44.6年から -4.4 %減)。平均土地面積は 137.0 坪 (昨年 70.6 坪から +93.9 %増)。平均建物面積は 69.9 坪 (昨年 58.5 坪から +19.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 45.5 % → 2025年 40.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 54.5 % → 2025年 60.0 %)
七尾駅 34.6 万/坪(昨年同期比 +25.3 %)
七尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.6万円/坪(10.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +25.3%( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.3年(昨年 41.4年から -24.5 %減)。平均土地面積は 118.9 坪 (昨年 127.8 坪から -7.0 %減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 59.7 坪から -41.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 41.4 年 → 2025年 31.3 年、-24.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示