
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR因美線 (鳥取駅~那岐駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.4万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +29.4%( +14.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 31 件(1年前(2024年)に比べて -41.5%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 26.6年から -5.7 %減)。平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 89.1 坪から -36.3 %減)。平均建物面積は 62.3 坪 (昨年 63.6 坪から -2.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。鳥取駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは鳥取駅で昨年に比べ +33.9 %、坪単価は 63.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(鳥取駅)は +33.9 %(坪単価 +16.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(郡家駅)は -39.2 %(坪単価 -36.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.9 % → 2025年 8.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 34.7 % → 2025年 31.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 26.5 % → 2025年 27.6 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 34.7 % → 2025年 34.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥取駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.4万円/坪(19.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +33.9%( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(1年前(2024年)に比べて -25.6%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった津ノ井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.3万円/坪(13.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -28.5%( -17.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR因美線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥取駅 | 63.4万/坪 (25.4年/52.5坪) | 47.3万/坪 (26.4年/95.7坪) | 56.9万/坪 (24.2年/81.5坪) |
津ノ井駅 | 43.3万/坪 (38.0年/169坪) | 60.6万/坪 (23.6年/56.4坪) | 29.8万/坪 (28.7年/101坪) |
東郡家駅 | - | 35.1万/坪 (31.0年/96.8坪) | - |
郡家駅 | 56.7万/坪 (5.0年/52.9坪) | 93.2万/坪 (0年/51.4坪) | - |
河原駅 | - | 51.2万/坪 (27.0年/142坪) | |
国英駅 | - | - | - |
鷹狩駅 | - | - | - |
用瀬駅 | - | - | - |
因幡社駅 | - | - | - |
智頭駅 | - | 1.1万/坪 (44.0年/93.8坪) | 27.5万/坪 (46.0年/81.7坪) |
土師駅 | - | - | - |
那岐駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鳥取駅 63.4 万/坪(昨年同期比 +33.9 %)
鳥取駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.4万円/坪(19.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +33.9%( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(1年前(2024年)に比べて -25.6%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.4年(昨年 26.4年から -3.9 %減)。平均土地面積は 52.5 坪 (昨年 95.7 坪から -45.1 %減)。平均建物面積は 64.1 坪 (昨年 62.1 坪から +3.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 27.8 % → 2025年 25.9 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 38.9 % → 2025年 37.0 %)
郡家駅 56.7 万/坪(昨年同期比 -39.2 %)
郡家駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.7万円/坪(17.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -39.2%( -36.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 51.4 坪から +2.9 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 33.3 坪から -4.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.0 分 → 2025年 14.0 分、+75.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示