【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期ののと鉄道七尾線 (七尾駅~穴水駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.1万円/坪(5.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +18.4%( +2.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 43 件(1年前(2024年)に比べて -55.2%( -53件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.4年(昨年 41.7年から -7.8 %減)。平均土地面積は 127.3 坪 (昨年 94.4 坪から +34.8 %増)。平均建物面積は 63.1 坪 (昨年 65.2 坪から -3.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。七尾駅、和倉温泉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは田鶴浜駅で昨年に比べ +120.9 %、坪単価は 31.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(田鶴浜駅)は +120.9 %(坪単価 +17.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(穴水駅)は +8.5 %(坪単価 +0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 58.0 % → 2025年 48.6 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.2 % → 2025年 2.9 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.9 % → 2025年 37.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった田鶴浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +120.9%( +17.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった穴水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +8.5%( +0.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2024年)に比べて -45.1%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
| のと鉄道七尾線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 七尾駅 | 28.6万/坪 (33.5年/115坪) | 21.7万/坪 (43.9年/109坪) | 20.3万/坪 (39.0年/109坪) |
| 和倉温泉駅 | 30.5万/坪 (30.0年/65.0坪) | 18.1万/坪 (43.4年/56.5坪) | 61.9万/坪 (26.3年/180坪) |
| 田鶴浜駅 | 31.8万/坪 (46.3年/197坪) | 14.4万/坪 (23.8年/135坪) | 17.0万/坪 (38.2年/195坪) |
| 笠師保駅 | - | 5.7万/坪 (51.0年/169坪) | - |
| 能登中島駅 | - | 29.1万/坪 (48.2年/72.1坪) | 35.8万/坪 (41.5年/78.7坪) |
| 西岸駅 | - | - | - |
| 能登鹿島駅 | - | 2.9万/坪 (38.0年/194坪) | - |
| 穴水駅 | 11.8万/坪 (41.1年/135坪) | 10.9万/坪 (40.2年/84.0坪) | 8.3万/坪 (45.2年/95.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田鶴浜駅 31.8 万/坪(昨年同期比 +120.9 %)
田鶴浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +120.9%( +17.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.3年(昨年 23.8年から +94.7 %増)。平均土地面積は 196.6 坪 (昨年 135.4 坪から +45.3 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 59.7 坪から -31.6 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 23.8 年 → 2025年 46.3 年、+94.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.5 分 → 2025年 11.0 分、+46.7 %と大きく増加)
穴水駅 11.8 万/坪(昨年同期比 +8.5 %)
穴水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +8.5%( +0.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2024年)に比べて -45.1%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.1年(昨年 40.2年から +2.3 %増)。平均土地面積は 134.8 坪 (昨年 84.0 坪から +60.6 %増)。平均建物面積は 66.4 坪 (昨年 73.4 坪から -9.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.0 % → 2025年 3.6 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 52.6 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 34.2 % → 2025年 45.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示