
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期ののと鉄道七尾線 (七尾駅~穴水駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -55.5%( -17.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(1年前(2023年)に比べて +115.4%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 44.1年(昨年 36.3年から +21.4 %増)。平均土地面積は 89.1 坪 (昨年 91.7 坪から -2.9 %減)。平均建物面積は 82.4 坪 (昨年 48.4 坪から +70.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。七尾駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは能登中島駅で昨年に比べ -87.9 %、坪単価は 4.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(七尾駅)は -5.2 %(坪単価 -1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(能登中島駅)は -87.9 %(坪単価 -31.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 38.5 % → 2024年 29.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 36.3 年 → 2024年 44.1 年、+21.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 73.2 分 → 2024年 83.1 分、+13.5 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 46.2 % → 2024年 62.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった七尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.2万円/坪(9.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -5.2%( -1.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +80.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった能登中島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -87.9%( -31.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
のと鉄道七尾線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
七尾駅 | 30.2万/坪 (42.3年/98.1坪) | 31.9万/坪 (30.5年/53.5坪) | 7.8万/坪 (41.8年/123坪) |
和倉温泉駅 | - | 165万/坪 (0.5年/281坪) | 9.4万/坪 (24.5年/197坪) |
田鶴浜駅 | - | - | 37.4万/坪 (43.5年/197坪) |
笠師保駅 | - | - | - |
能登中島駅 | 4.3万/坪 (56.5年/33.3坪) | 35.8万/坪 (41.5年/78.7坪) | - |
西岸駅 | - | - | - |
能登鹿島駅 | - | - | - |
穴水駅 | 5.6万/坪 (44.3年/87.4坪) | 6.7万/坪 (46.2年/94.0坪) | 9.9万/坪 (37.2年/144坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
七尾駅 30.2 万/坪(昨年同期比 -5.2 %)
七尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.2万円/坪(9.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -5.2%( -1.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +80.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 30.5年から +38.6 %増)。平均土地面積は 98.1 坪 (昨年 53.5 坪から +83.3 %増)。平均建物面積は 45.2 坪 (昨年 30.9 坪から +46.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 % → 2024年 22.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 30.5 年 → 2024年 42.3 年、+38.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 19.2 分 → 2024年 28.0 分、+45.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 % → 2024年 55.6 %)
能登中島駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -87.9 %)
能登中島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -87.9%( -31.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 56.5年(昨年 41.5年から +36.1 %増)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 78.7 坪から -57.7 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 36.3 坪から +20.8 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 41.5 年 → 2024年 56.5 年、+36.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.0 分 → 2024年 26.0 分、+62.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示