【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年10月〜12月期のJR奈良線 (木津駅~京都駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.3万円/坪(24.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +8.0%( +6.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 114 件(1年前(2024年)に比べて -13.0%( -17件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 28.7年(昨年 29.5年から -2.6 %減)。平均土地面積は 41.6 坪 (昨年 52.9 坪から -21.3 %減)。平均建物面積は 34.6 坪 (昨年 37.8 坪から -8.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が増加。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。山城青谷駅、JR小倉駅、黄檗駅、六地蔵駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは京都駅で昨年に比べ +150.5 %、坪単価は 175 万円/坪となった。
上位 2 駅(京都駅、稲荷駅)は +140.5 %(坪単価 +86.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(長池駅、木幡駅)は -49.7 %(坪単価 -39.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 15.7 分 → 2025年 13.0 分、-17.0 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.7 % → 2025年 19.4 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.1 % → 2025年 16.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.5 % → 2025年 33.0 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 4.0 % → 2025年 2.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京都駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 175万円/坪(52.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +150.5%( +105.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった玉水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +0.2%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR奈良線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 木津駅 | 70.5万/坪 (19.3年/55.8坪) | 92.7万/坪 (12.3年/54.9坪) | 87.5万/坪 (12.5年/55.3坪) |
| 上狛駅 | 54.6万/坪 (0.8年/96.0坪) | 24.7万/坪 (40.4年/43.3坪) | - |
| 棚倉駅 | - | 43.1万/坪 (13.8年/33.3坪) | 15.9万/坪 (47.8年/81.7坪) |
| 玉水駅 | 22.0万/坪 (32.8年/43.1坪) | 22.0万/坪 (39.3年/87.7坪) | 12.9万/坪 (40.3年/151坪) |
| 山城多賀駅 | - | - | - |
| 山城青谷駅 | 82.7万/坪 (12.5年/53.7坪) | 51.8万/坪 (24.0年/46.6坪) | 53.4万/坪 (24.8年/125坪) |
| 長池駅 | 39.7万/坪 (50.3年/38.3坪) | 79.8万/坪 (18.8年/75.6坪) | 59.4万/坪 (30.8年/25.7坪) |
| 城陽駅 | 75.1万/坪 (28.4年/56.7坪) | 67.7万/坪 (27.2年/39.6坪) | 67.3万/坪 (24.7年/33.6坪) |
| 新田駅 | 72.6万/坪 (27.3年/41.1坪) | 75.0万/坪 (28.7年/44.6坪) | 77.5万/坪 (26.9年/74.7坪) |
| JR小倉駅 | 70.7万/坪 (30.5年/24.2坪) | 47.3万/坪 (38.3年/32.1坪) | 33.1万/坪 (45.8年/28.7坪) |
| 宇治駅 | 64.0万/坪 (44.6年/55.1坪) | 61.8万/坪 (37.5年/149坪) | 64.5万/坪 (32.6年/47.6坪) |
| 黄檗駅 | 81.5万/坪 (34.5年/35.5坪) | 60.0万/坪 (39.1年/37.2坪) | 59.2万/坪 (39.6年/47.1坪) |
| 木幡駅 | 40.3万/坪 (36.8年/43.0坪) | 79.3万/坪 (25.8年/41.0坪) | 62.0万/坪 (45.0年/29.1坪) |
| 六地蔵駅 | 96.0万/坪 (25.4年/47.3坪) | 68.4万/坪 (41.6年/98.1坪) | 107万/坪 (12.4年/40.1坪) |
| 桃山駅 | - | 79.3万/坪 (55.8年/30.3坪) | 122万/坪 (0.8年/21.2坪) |
| JR藤森駅 | 96.4万/坪 (17.8年/38.9坪) | 115万/坪 (23.5年/43.3坪) | 80.3万/坪 (31.9年/38.9坪) |
| 稲荷駅 | 121万/坪 (27.8年/40.3坪) | 52.5万/坪 (31.8年/25.7坪) | 71.1万/坪 (43.3年/110坪) |
| 東福寺駅 | 81.9万/坪 (37.4年/26.5坪) | 112万/坪 (33.4年/25.4坪) | 71.9万/坪 (35.5年/22.1坪) |
| 京都駅 | 175万/坪 (33.0年/25.3坪) | 69.9万/坪 (31.1年/24.7坪) | 183万/坪 (29.8年/47.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
京都駅 175.0 万/坪(昨年同期比 +150.5 %)
京都駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 175万円/坪(52.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +150.5%( +105.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.0年(昨年 31.1年から +6.2 %増)。平均土地面積は 25.3 坪 (昨年 24.7 坪から +2.3 %増)。平均建物面積は 64.4 坪 (昨年 49.9 坪から +29.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.0 分 → 2025年 12.4 分、+24.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 75.0 %)
稲荷駅 120.9 万/坪(昨年同期比 +130.5 %)
稲荷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +130.5%( +68.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 31.8年から -12.6 %減)。平均土地面積は 40.3 坪 (昨年 25.7 坪から +56.9 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 29.5 坪から +53.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 31.8 年 → 2025年 27.8 年、-12.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 9.5 分 → 2025年 4.3 分、-54.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 100.0 %)
長池駅 39.7 万/坪(昨年同期比 -50.3 %)
長池駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -50.3%( -40.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 50.3年(昨年 18.8年から +168.0 %増)。平均土地面積は 38.3 坪 (昨年 75.6 坪から -49.3 %減)。平均建物面積は 28.4 坪 (昨年 49.2 坪から -42.3 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 18.8 年 → 2025年 50.3 年、+168.0 %と大きく増加)
木幡駅 40.3 万/坪(昨年同期比 -49.2 %)
木幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.3万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -49.2%( -39.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.8年(昨年 25.8年から +42.7 %増)。平均土地面積は 43.0 坪 (昨年 41.0 坪から +4.7 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 31.6 坪から +34.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 17.4 分 → 2025年 13.2 分、-24.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 62.5 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 25.8 年 → 2025年 36.8 年、+42.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 12.5 % → 2025年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示