【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期のJR因美線 (鳥取駅~那岐駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.0万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +27.5%( +10.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(1年前(2020年)に比べて +21.9%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.4年(昨年 34.3年から -37.5 %減)。平均土地面積は 87.8 坪 (昨年 84.1 坪から +4.3 %増)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 59.7 坪から -11.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。鳥取駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは郡家駅で昨年に比べ +127.3 %、坪単価は 90.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(郡家駅)は +127.3 %(坪単価 +50.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(津ノ井駅)は +1.5 %(坪単価 +0.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 34.3 年 → 2021年 21.4 年、-37.5 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 9.7 % → 2021年 27.3 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.1 % → 2021年 8.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 38.7 % → 2021年 48.5 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 3.2 % → 2021年 3.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡家駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.2万円/坪(27.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +127.3%( +50.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった津ノ井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.4万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.5%( +0.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR因美線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥取駅 | 49.2万/坪 (21.8年/78.7坪) | 39.9万/坪 (36.5年/68.8坪) | 35.3万/坪 (34.4年/79.3坪) |
津ノ井駅 | 37.4万/坪 (23.8年/85.8坪) | 36.8万/坪 (20.6年/195坪) | 48.3万/坪 (11.3年/77.1坪) |
東郡家駅 | - | - | - |
郡家駅 | 90.2万/坪 (0.25年/49.9坪) | 39.7万/坪 (25.3年/59.0坪) | 56.5万/坪 (14.3年/56.7坪) |
河原駅 | - | 4.1万/坪 (25.3年/175坪) | - |
国英駅 | - | - | 25.1万/坪 (22.3年/118坪) |
鷹狩駅 | - | - | 8.3万/坪 (34.3年/133坪) |
用瀬駅 | - | - | - |
因幡社駅 | - | - | - |
智頭駅 | - | - | - |
土師駅 | - | - | - |
那岐駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
郡家駅 90.2 万/坪(昨年同期比 +127.3 %)
郡家駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.2万円/坪(27.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +127.3%( +50.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.3年(昨年 25.3年から -99.0 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 59.0 坪から -15.4 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 37.8 坪から -12.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 25.3 年 → 2021年 0.3 年、-99.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.0 分 → 2021年 13.0 分、+62.5 %と大きく増加)
津ノ井駅 37.4 万/坪(昨年同期比 +1.5 %)
津ノ井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.4万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.5%( +0.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.8年(昨年 20.6年から +15.4 %増)。平均土地面積は 85.8 坪 (昨年 194.6 坪から -55.9 %減)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 95.8 坪から -56.6 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 20.6 年 → 2021年 23.8 年、+15.4 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 25.0 分 → 2021年 30.0 分、+20.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示