【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜3月期のJR因美線 (鳥取駅~那岐駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.2万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +82.6%( +23.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.7年(昨年 37.1年から -38.8 %減)。平均土地面積は 52.2 坪 (昨年 85.8 坪から -39.1 %減)。平均建物面積は 41.3 坪 (昨年 56.4 坪から -26.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。鳥取駅、津ノ井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは津ノ井駅で昨年に比べ +77.5 %、坪単価は 45.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(津ノ井駅)は +77.5 %(坪単価 +19.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳥取駅)は +70.7 %(坪単価 +21.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 37.1 年 → 2020年 22.7 年、-38.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 57.9 % → 2020年 18.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 22.8 分 → 2020年 33.1 分、+45.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 26.3 % → 2020年 44.4 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 8.3 % → 2020年 3.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥取駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +70.7%( +21.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 28 件(1年前(2019年)に比べて +55.6%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった津ノ井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.3万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +77.5%( +19.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR因美線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥取駅 | 51.4万/坪 (22.7年/50.7坪) | 30.1万/坪 (36.5年/83.5坪) | 56.7万/坪 (33.5年/115坪) |
津ノ井駅 | 45.3万/坪 (22.0年/99.8坪) | 25.5万/坪 (34.0年/138坪) | 71.4万/坪 (13.0年/75.6坪) |
東郡家駅 | - | - | - |
郡家駅 | - | 18.4万/坪 (43.0年/67.6坪) | 5.2万/坪 (40.0年/57.5坪) |
河原駅 | - | 7.3万/坪 (46.0年/75.6坪) | - |
国英駅 | - | - | - |
鷹狩駅 | - | - | - |
用瀬駅 | - | - | - |
因幡社駅 | - | - | - |
智頭駅 | - | - | 24.0万/坪 (16.0年/96.8坪) |
土師駅 | - | - | - |
那岐駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
津ノ井駅 45.3 万/坪(昨年同期比 +77.5 %)
津ノ井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.3万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +77.5%( +19.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 34.0年から -35.3 %減)。平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 138.4 坪から -27.9 %減)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 71.8 坪から -26.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 34.0 年 → 2020年 22.0 年、-35.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 3.5 分 → 2020年 30.0 分、+757.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)
鳥取駅 51.4 万/坪(昨年同期比 +70.7 %)
鳥取駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +70.7%( +21.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 28 件(1年前(2019年)に比べて +55.6%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.7年(昨年 36.5年から -37.8 %減)。平均土地面積は 50.7 坪 (昨年 83.5 坪から -39.3 %減)。平均建物面積は 40.9 坪 (昨年 54.0 坪から -24.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 36.5 年 → 2020年 22.7 年、-37.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 53.3 % → 2020年 19.2 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 26.6 分 → 2020年 33.4 分、+25.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 26.7 % → 2020年 42.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示