【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR花輪線 (好摩駅~兄畑駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +67.0%( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +175.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.0年(昨年 51.8年から -32.4 %減)。平均土地面積は 197.5 坪 (昨年 247.0 坪から -20.0 %減)。平均建物面積は 37.5 坪 (昨年 49.5 坪から -24.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。平館駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大更駅で昨年に比べ +145.0 %、坪単価は 29.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(大更駅)は +145.0 %(坪単価 +17.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(平館駅)は +8.3 %(坪単価 +1.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 51.8 年 → 2022年 35.0 年、-32.4 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 33.0 分 → 2022年 51.9 分、+57.3 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大更駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.0万円/坪(8.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +145.0%( +17.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +8.3%( +1.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR花輪線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
好摩駅 | 27.2万/坪 (23.8年/191坪) | - | - |
東大更駅 | - | 10.6万/坪 (49.8年/545坪) | |
大更駅 | 29.0万/坪 (37.0年/170坪) | 11.8万/坪 (51.3年/99.8坪) | 3.5万/坪 (34.1年/203坪) |
平館駅 | 16.5万/坪 (0年/303坪) | 15.3万/坪 (54.8年/96.8坪) | 5.4万/坪 (51.8年/81.7坪) |
北森駅 | 10.2万/坪 (35.8年/195坪) | - | - |
松尾八幡平駅 | - | - | 22.9万/坪 (25.0年/175坪) |
安比高原駅 | - | - | - |
赤坂田駅 | - | - | - |
荒屋新町駅 | - | - | - |
田山駅 | - | - | - |
兄畑駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大更駅 29.0 万/坪(昨年同期比 +145.0 %)
大更駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.0万円/坪(8.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +145.0%( +17.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.0年(昨年 51.3年から -27.8 %減)。平均土地面積は 170.4 坪 (昨年 99.8 坪から +70.7 %増)。平均建物面積は 50.3 坪 (昨年 68.1 坪から -26.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 51.3 年 → 2022年 37.0 年、-27.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 40.0 分 → 2022年 15.8 分、-60.6 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)
平館駅 16.5 万/坪(昨年同期比 +8.3 %)
平館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +8.3%( +1.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 96.8 坪から +212.5 %増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 19.7 坪から +23.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 22.0 分 → 2022年 12.0 分、-45.5 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示