【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期の万葉線高岡軌道線 (高岡駅～六渡寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.1万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +25.9％( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 125 件(１年前(2021年)に比べて -9.4％( -13件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 31.9年(昨年 33.3年から -4.3 ％減)。平均土地面積は 80.1 坪 (昨年 80.2 坪から -0.1 ％減)。平均建物面積は 55.5 坪 (昨年 51.4 坪から +7.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。高岡駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは江尻駅で昨年に比べ +127.7 ％、坪単価は 72.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(江尻駅)は +127.7 ％(坪単価 +40.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(坂下町駅)は -85.5 ％(坪単価 -35.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.5 ％ → 2022年 18.9 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 24.6 ％ → 2022年 19.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった江尻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.4万円/坪(21.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +127.7％( +40.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった坂下町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -85.5％( -35.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 万葉線高岡軌道線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高岡駅 | 34.3万/坪 (32.3年/81.2坪) | 26.5万/坪 (34.2年/78.5坪) | 32.9万/坪 (31.9年/78.4坪) |
| 片原町駅 | 5.0万/坪 (50.5年/90.8坪) | - | - |
| 坂下町駅 | 6.0万/坪 (45.8年/43.9坪) | 40.9万/坪 (22.0年/45.4坪) | - |
| 急患医療センター前駅 | - | - | - |
| 広小路駅 | 7.2万/坪 (50.3年/43.9坪) | - | - |
| 志貴野中学校前駅 | 82.6万/坪 (0.25年/66.6坪) | - | - |
| 市民病院前駅 | - | 55.7万/坪 (4.8年/57.5坪) | - |
| 江尻駅 | 72.4万/坪 (0.8年/59.0坪) | 31.8万/坪 (32.5年/52.9坪) | - |
| 旭ケ丘駅 | 44.6万/坪 (13.8年/61.0坪) | - | - |
| 荻布駅 | - | 31.2万/坪 (27.3年/53.7坪) | - |
| 新能町駅 | - | - | - |
| 米島口アルビス米島店前駅 | 17.3万/坪 (33.3年/84.7坪) | 34.5万/坪 (23.6年/62.0坪) | - |
| 能町口駅 | - | 19.6万/坪 (27.5年/312坪) | - |
| 新吉久駅 | 31.0万/坪 (29.0年/68.1坪) | - | - |
| 吉久駅 | - | - | - |
| 中伏木駅 | 2.2万/坪 (55.3年/118坪) | - | 1.0万/坪 (0年/36.3坪) |
| 六渡寺駅 | - | 4.4万/坪 (45.3年/69.6坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
江尻駅 72.4 万/坪(昨年同期比 +127.7 ％)
江尻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.4万円/坪(21.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +127.7％( +40.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.8年(昨年 32.5年から -97.7 ％減)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 52.9 坪から +11.4 ％増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 28.2 坪から +12.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 32.5 年 → 2022年 0.8 年、-97.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.3 分 → 2022年 20.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
坂下町駅 6.0 万/坪(昨年同期比 -85.5 ％)
坂下町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -85.5％( -35.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 45.8年(昨年 22.0年から +108.0 ％増)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 45.4 坪から -3.3 ％減)。平均建物面積は 75.6 坪 (昨年 31.8 坪から +138.1 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 22.0 年 → 2022年 45.8 年、+108.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示