【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の水間鉄道 (貝塚駅～水間観音駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.5万円/坪(8.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -41.8％( -21.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて -45.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.6年(昨年 23.9年から +48.8 ％増)。平均土地面積は 40.7 坪 (昨年 46.4 坪から -12.3 ％減)。平均建物面積は 33.6 坪 (昨年 31.9 坪から +5.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。水間観音駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは水間観音駅で昨年に比べ +30.5 ％、坪単価は 21.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(水間観音駅)は +30.5 ％(坪単価 +4.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(貝塚駅)は -24.9 ％(坪単価 -11.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 23.9 年 → 2022年 35.6 年、+48.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.2 分 → 2022年 14.8 分、+20.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 15.8 ％ → 2022年 45.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった貝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.3万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -24.9％( -11.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった水間観音駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +30.5％( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 水間鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 貝塚駅 | 33.3万/坪 (35.9年/43.1坪) | 44.3万/坪 (28.3年/49.1坪) | 39.7万/坪 (15.0年/46.9坪) |
| 貝塚市役所前駅 | - | - | - |
| 近義の里駅 | - | 42.4万/坪 (33.0年/36.8坪) | 82.6万/坪 (0.5年/38.6坪) |
| 石才駅 | - | 110万/坪 (0年/22.7坪) | - |
| 清児駅 | - | - | - |
| 名越駅 | 18.9万/坪 (32.0年/39.3坪) | - | - |
| 森駅 | - | 73.6万/坪 (15.3年/66.0坪) | 16.5万/坪 (40.0年/21.2坪) |
| 三ツ松駅 | - | 27.5万/坪 (36.0年/34.8坪) | 44.2万/坪 (23.5年/41.6坪) |
| 三ケ山口駅 | - | 57.4万/坪 (9.5年/37.1坪) | - |
| 水間観音駅 | 21.0万/坪 (40.0年/24.2坪) | 16.1万/坪 (28.0年/46.9坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
水間観音駅 21.0 万/坪(昨年同期比 +30.5 ％)
水間観音駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +30.5％( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 40.0年(昨年 28.0年から +42.9 ％増)。平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 46.9 坪から -48.4 ％減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 34.8 坪から -26.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 60.0 分 → 2022年 15.0 分、-75.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 28.0 年 → 2022年 40.0 年、+42.9 ％と大きく増加)
貝塚駅 33.3 万/坪(昨年同期比 -24.9 ％)
貝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.3万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -24.9％( -11.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 35.9年(昨年 28.3年から +27.0 ％増)。平均土地面積は 43.1 坪 (昨年 49.1 坪から -12.2 ％減)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 37.0 坪から -5.4 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 37.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 28.3 年 → 2022年 35.9 年、+27.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.4 分 → 2022年 16.3 分、+42.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 ％ → 2022年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示