【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期の南海和歌山港線 (和歌山市駅～和歌山港駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.0万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +41.3％( +14.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2021年)に比べて +21.4％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.7年(昨年 37.4年から -34.0 ％減)。平均土地面積は 80.1 坪 (昨年 68.4 坪から +17.1 ％増)。平均建物面積は 81.8 坪 (昨年 97.2 坪から -15.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。和歌山市駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは和歌山市駅で昨年に比べ +47.6 ％、坪単価は 51.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(和歌山市駅)は +47.6 ％(坪単価 +16.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和歌山市駅)は +47.6 ％(坪単価 +16.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 37.4 年 → 2022年 24.7 年、-34.0 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.3 ％ → 2022年 23.1 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 58.3 ％ → 2022年 23.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 ％ → 2022年 38.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和歌山市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.2万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +47.6％( +16.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(１年前(2021年)に比べて +14.3％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和歌山市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.2万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +47.6％( +16.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(１年前(2021年)に比べて +14.3％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
| 南海和歌山港線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 和歌山市駅 | 51.2万/坪 (21.6年/82.0坪) | 34.7万/坪 (37.4年/68.4坪) | 54.6万/坪 (28.0年/78.2坪) |
| 和歌山港駅 | 22.6万/坪 (61.5年/49.9坪) | - | 19.2万/坪 (38.5年/21.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
和歌山市駅 51.2 万/坪(昨年同期比 +47.6 ％)
和歌山市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.2万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +47.6％( +16.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(１年前(2021年)に比べて +14.3％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 21.6年(昨年 37.4年から -42.2 ％減)。平均土地面積は 82.0 坪 (昨年 68.4 坪から +19.8 ％増)。平均建物面積は 86.5 坪 (昨年 97.2 坪から -11.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 37.4 年 → 2022年 21.6 年、-42.2 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.3 ％ → 2022年 25.0 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 58.3 ％ → 2022年 16.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 24.2 分 → 2022年 27.6 分、+13.8 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 ％ → 2022年 41.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示