【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年4月〜6月期のいすみ鉄道 (大原駅~上総中野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.9万円/坪(8.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +27.1%( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 42.5年から -42.1 %減)。平均土地面積は 186.8 坪 (昨年 149.0 坪から +25.4 %増)。平均建物面積は 35.7 坪 (昨年 63.0 坪から -43.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。大原駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大原駅で昨年に比べ +16.8 %、坪単価は 29.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(大原駅)は +16.8 %(坪単価 +4.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(国吉駅)は -55.0 %(坪単価 -22.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 42.5 年 → 2020年 24.6 年、-42.1 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 80.0 % → 2020年 22.2 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.2 分 → 2020年 25.6 分、+151.8 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.9万円/坪(9.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +16.8%( +4.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった国吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -55.0%( -22.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
いすみ鉄道 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大原駅 | 29.9万/坪 (26.5年/103坪) | 25.6万/坪 (50.3年/219坪) | 45.3万/坪 (26.3年/242坪) |
西大原駅 | - | - | 29.1万/坪 (43.3年/299坪) |
上総東駅 | - | - | 12.7万/坪 (21.3年/169坪) |
新田野駅 | - | - | - |
国吉駅 | 18.3万/坪 (34.8年/408坪) | 40.6万/坪 (23.8年/72.6坪) | - |
上総中川駅 | 44.0万/坪 (12.8年/87.7坪) | - | 18.3万/坪 (26.8年/222坪) |
城見ケ丘駅 | - | - | - |
大多喜駅 | - | 14.6万/坪 (43.3年/163坪) | |
小谷松駅 | - | 1.1万/坪 (70.3年/84.7坪) | - |
東総元駅 | - | - | - |
久我原駅 | - | - | - |
総元駅 | 14.8万/坪 (20.3年/363坪) | - | - |
西畑駅 | - | - | - |
上総中野駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大原駅 29.9 万/坪(昨年同期比 +16.8 %)
大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.9万円/坪(9.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +16.8%( +4.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 50.3年から -47.3 %減)。平均土地面積は 102.5 坪 (昨年 219.3 坪から -53.2 %減)。平均建物面積は 37.5 坪 (昨年 44.6 坪から -15.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 50.3 年 → 2020年 26.5 年、-47.3 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.5 分 → 2020年 19.6 分、+130.6 %と大きく増加)
国吉駅 18.3 万/坪(昨年同期比 -55.0 %)
国吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -55.0%( -22.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.8年(昨年 23.8年から +46.3 %増)。平均土地面積は 408.4 坪 (昨年 72.6 坪から +462.5 %増)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 127.8 坪から -62.1 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 23.8 年 → 2020年 34.8 年、+46.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.0 分 → 2020年 45.0 分、+462.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示