【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期のJR関西本線 (月ケ瀬口駅～加茂駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -2.7％( -0.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 45.5年(昨年 23.3年から +95.7 ％増)。平均土地面積は 52.3 坪 (昨年 98.3 坪から -46.8 ％減)。平均建物面積は 26.9 坪 (昨年 53.2 坪から -49.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。加茂駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは加茂駅で昨年に比べ +5.1 ％、坪単価は 24.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(加茂駅)は +5.1 ％(坪単価 +1.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(月ケ瀬口駅)は -8.5 ％(坪単価 -1.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 31.5 分 → 2021年 26.7 分、-15.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 ％ → 2021年 60.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 23.3 年 → 2021年 45.5 年、+95.7 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった加茂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +5.1％( +1.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった月ケ瀬口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.7万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -8.5％( -1.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR関西本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 月ケ瀬口駅 | 17.7万/坪 (70.6年/66.6坪) | 19.4万/坪 (29.5年/84.7坪) | - |
| 大河原駅 | 15.7万/坪 (53.5年/49.9坪) | - | - |
| 笠置駅 | - | - | 0.9万/坪 (57.5年/45.4坪) |
| 加茂駅 | 24.0万/坪 (34.5年/48.4坪) | 22.8万/坪 (17.0年/102坪) | 16.2万/坪 (30.5年/102坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
加茂駅 24.0 万/坪(昨年同期比 +5.1 ％)
加茂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +5.1％( +1.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 17.0年から +102.9 ％増)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 101.7 坪から -52.4 ％減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 36.7 坪から -25.8 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 17.0 年 → 2021年 34.5 年、+102.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
月ケ瀬口駅 17.7 万/坪(昨年同期比 -8.5 ％)
月ケ瀬口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.7万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -8.5％( -1.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 70.6年(昨年 29.5年から +139.0 ％増)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 84.7 坪から -21.4 ％減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 86.2 坪から -66.7 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 29.5 年 → 2021年 70.6 年、+139.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示