【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の九州新幹線 (出水駅~鹿児島中央駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.9万円/坪(10.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -24.5%( -11.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(1年前(2022年)に比べて -45.1%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 100.4 坪 (昨年 87.4 坪から +14.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。出水駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは出水駅で昨年に比べ +54.7 %、坪単価は 9.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(出水駅)は +54.7 %(坪単価 +3.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(川内駅)は -32.0 %(坪単価 -2.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 33.8 分 → 2023年 38.2 分、+13.0 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鹿児島中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -15.9%( -9.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2022年)に比べて -51.4%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -32.0%( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
九州新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
出水駅 | 9.7万/坪 (42.4坪) | 6.3万/坪 (113坪) | - |
川内駅 | 4.6万/坪 (163坪) | 6.8万/坪 (134坪) | 5.1万/坪 (185坪) |
鹿児島中央駅 | 49.9万/坪 (72.3坪) | 59.3万/坪 (71.0坪) | 62.7万/坪 (56.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
出水駅 9.7 万/坪(昨年同期比 +54.7 %)
出水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +54.7%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 113.4 坪から -62.7 %減)。
川内駅 4.6 万/坪(昨年同期比 -32.0 %)
川内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -32.0%( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 162.8 坪 (昨年 133.7 坪から +21.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 39.3 分 → 2023年 32.3 分、-17.8 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示