この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の土佐くろしお鉄道宿毛線 (宿毛駅～中村駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +33.0％( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて -36.4％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 100.3 坪 (昨年 166.8 坪から -39.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。具同駅、中村駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東宿毛駅で昨年に比べ +109.3 ％、坪単価は 5.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(東宿毛駅)は +109.3 ％(坪単価 +2.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(中村駅)は +20.6 ％(坪単価 +2.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 9.1 ％ → 2023年 14.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 23.4 分 → 2023年 41.4 分、+77.3 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +20.6％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東宿毛駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +109.3％( +2.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 土佐くろしお鉄道宿毛線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宿毛駅 | - | 6.0万/坪 (99.8坪) | 4.3万/坪 (170坪) |
| 東宿毛駅 | 5.5万/坪 (49.9坪) | 2.6万/坪 (115坪) | - |
| 平田駅 | - | 6.2万/坪 (162坪) | 4.5万/坪 (86.2坪) |
| 工業団地駅 | - | - | - |
| 有岡駅 | - | - | - |
| 国見駅 | - | - | - |
| 具同駅 | 8.1万/坪 (60.5坪) | 6.2万/坪 (294坪) | 14.7万/坪 (85.2坪) |
| 中村駅 | 12.1万/坪 (135坪) | 10.0万/坪 (103坪) | 7.8万/坪 (70.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東宿毛駅 5.5 万/坪(昨年同期比 +109.3 ％)
東宿毛駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +109.3％( +2.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 115.0 坪から -56.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 9.0 分、-70.0 ％と大きく減少)
中村駅 12.1 万/坪(昨年同期比 +20.6 ％)
中村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +20.6％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 135.4 坪 (昨年 103.2 坪から +31.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 26.0 分 → 2023年 64.0 分、+146.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示