【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期のJR大湊線 (野辺地駅～大湊駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -10.3％( -0.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 98 件(１年前(2021年)に比べて +27.3％( +21件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 166.8 坪 (昨年 141.5 坪から +17.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。有戸駅、大湊駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは北野辺地駅で昨年に比べ +139.0 ％、坪単価は 4.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(北野辺地駅、有戸駅)は +89.2 ％(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(陸奥横浜駅、吹越駅)は -43.4 ％(坪単価 -1.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 5.2 ％ → 2022年 2.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北野辺地駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +139.0％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陸奥横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -45.8％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR大湊線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 野辺地駅 | 1.7万/坪 (204坪) | 2.6万/坪 (90.8坪) | 3.2万/坪 (175坪) |
| 北野辺地駅 | 4.8万/坪 (145坪) | 2.0万/坪 (120坪) | 2.6万/坪 (101坪) |
| 有戸駅 | 2.9万/坪 (514坪) | 2.1万/坪 (90.8坪) | 1.0万/坪 (299坪) |
| 吹越駅 | 1.6万/坪 (211坪) | 2.7万/坪 (224坪) | 4.5万/坪 (131坪) |
| 陸奥横浜駅 | 1.0万/坪 (231坪) | 1.9万/坪 (92.8坪) | 1.0万/坪 (194坪) |
| 有畑駅 | - | - | - |
| 近川駅 | 1.8万/坪 (112坪) | - | 1.9万/坪 (19.7坪) |
| 金谷沢駅 | - | - | - |
| 赤川駅 | 2.2万/坪 (136坪) | 2.2万/坪 (103坪) | 1.7万/坪 (208坪) |
| 下北駅 | 3.0万/坪 (160坪) | 3.7万/坪 (149坪) | 3.8万/坪 (129坪) |
| 大湊駅 | 2.6万/坪 (133坪) | 2.0万/坪 (97.5坪) | 2.8万/坪 (94.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北野辺地駅 4.8 万/坪(昨年同期比 +139.0 ％)
北野辺地駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +139.0％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 120.2 坪から +20.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.8 分 → 2022年 31.8 分、+102.1 ％と大きく増加)
有戸駅 2.9 万/坪(昨年同期比 +39.3 ％)
有戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +39.3％( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 514.3 坪 (昨年 90.8 坪から +466.7 ％増)。
陸奥横浜駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -45.8 ％)
陸奥横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -45.8％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 230.5 坪 (昨年 92.8 坪から +148.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.0 分 → 2022年 120.0 分、+1233.3 ％と大きく増加)
吹越駅 1.6 万/坪(昨年同期比 -40.9 ％)
吹越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.6万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -40.9％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて -58.3％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 210.7 坪 (昨年 224.2 坪から -6.0 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示