【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期のJR奥羽本線 (院内駅～陣場駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -14.2％( -1.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 54 件(１年前(2023年)に比べて -51.4％( -57件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 122.8 坪 (昨年 116.4 坪から +5.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。泉外旭川駅、土崎駅、鷹ノ巣駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東能代駅で昨年に比べ +1066.8 ％、坪単価は 4.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(東能代駅、大館駅)は +633.2 ％(坪単価 +4.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(羽後境駅、十文字駅)は -75.8 ％(坪単価 -2.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.9 ％ → 2024年 3.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった泉外旭川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +50.0％( +6.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽後境駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.28万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -87.6％( -2.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR奥羽本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 院内駅 | - | - | - |
| 横堀駅 | - | - | - |
| 三関駅 | - | - | - |
| 上湯沢駅 | 2.6万/坪 (148坪) | - | - |
| 湯沢駅 | 5.4万/坪 (112坪) | 2.3万/坪 (106坪) | 1.5万/坪 (129坪) |
| 下湯沢駅 | - | - | - |
| 十文字駅 | 1.4万/坪 (127坪) | 4.0万/坪 (104坪) | 1.9万/坪 (102坪) |
| 醍醐駅 | - | - | 0.26万/坪 (37.8坪) |
| 柳田駅 | 4.4万/坪 (80.2坪) | - | 0.9万/坪 (63.5坪) |
| 横手駅 | 8.9万/坪 (99.8坪) | 3.8万/坪 (127坪) | 6.6万/坪 (79.0坪) |
| 後三年駅 | - | - | 1.4万/坪 (122坪) |
| 飯詰駅 | 3.0万/坪 (99.8坪) | 1.1万/坪 (99.1坪) | 13.1万/坪 (160坪) |
| 大曲駅 | 6.6万/坪 (141坪) | 7.5万/坪 (229坪) | 6.5万/坪 (101坪) |
| 神宮寺駅 | - | 1.1万/坪 (139坪) | 3.7万/坪 (106坪) |
| 刈和野駅 | - | 2.5万/坪 (118坪) | - |
| 峰吉川駅 | - | 1.3万/坪 (197坪) | - |
| 羽後境駅 | 0.28万/坪 (106坪) | 2.3万/坪 (136坪) | - |
| 大張野駅 | 1.1万/坪 (287坪) | - | - |
| 和田駅 | - | - | 6.5万/坪 (146坪) |
| 四ツ小屋駅 | - | 1.1万/坪 (188坪) | 5.3万/坪 (102坪) |
| 秋田駅 | 10.8万/坪 (108坪) | 19.0万/坪 (89.8坪) | 15.9万/坪 (96.3坪) |
| 泉外旭川駅 | 19.8万/坪 (75.6坪) | 13.2万/坪 (66.6坪) | 18.1万/坪 (81.1坪) |
| 土崎駅 | 10.7万/坪 (78.7坪) | 7.2万/坪 (100坪) | 7.6万/坪 (94.8坪) |
| 上飯島駅 | - | 8.8万/坪 (92.3坪) | 7.1万/坪 (89.5坪) |
| 追分駅 | 3.2万/坪 (145坪) | 3.4万/坪 (75.6坪) | 3.9万/坪 (129坪) |
| 大久保駅 | - | 0.6万/坪 (81.7坪) | 4.3万/坪 (87.7坪) |
| 羽後飯塚駅 | 2.6万/坪 (84.7坪) | - | - |
| 井川さくら駅 | - | - | - |
| 八郎潟駅 | 2.4万/坪 (182坪) | - | 2.5万/坪 (124坪) |
| 鯉川駅 | - | - | - |
| 鹿渡駅 | 1.5万/坪 (42.4坪) | 3.4万/坪 (247坪) | 1.8万/坪 (66.6坪) |
| 森岳駅 | - | - | 3.0万/坪 (99.8坪) |
| 北金岡駅 | - | - | - |
| 東能代駅 | 4.2万/坪 (75.6坪) | 0.4万/坪 (93.8坪) | 1.8万/坪 (484坪) |
| 鶴形駅 | - | - | - |
| 富根駅 | - | - | - |
| 二ツ井駅 | - | - | - |
| 前山駅 | - | - | - |
| 鷹ノ巣駅 | 3.7万/坪 (78.7坪) | 2.7万/坪 (108坪) | 1.1万/坪 (178坪) |
| 糠沢駅 | - | - | - |
| 早口駅 | - | - | 0.03万/坪 (69.6坪) |
| 下川沿駅 | - | - | - |
| 大館駅 | 7.5万/坪 (171坪) | 2.5万/坪 (170坪) | 5.0万/坪 (165坪) |
| 白沢駅 | - | - | - |
| 陣場駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東能代駅 4.2 万/坪(昨年同期比 +1066.8 ％)
東能代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +1066.8％( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 93.8 坪から -19.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 90.0 分 → 2024年 14.0 分、-84.4 ％と大きく減少)
大館駅 7.5 万/坪(昨年同期比 +199.6 ％)
大館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +199.6％( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -25.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 171.4 坪 (昨年 170.3 坪から +0.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 27.6 分 → 2024年 24.2 分、-12.5 ％と減少)
羽後境駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -87.6 ％)
羽後境駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.28万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -87.6％( -2.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 136.1 坪から -22.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.0 分 → 2024年 11.0 分、+22.2 ％と大きく増加)
十文字駅 1.4 万/坪(昨年同期比 -64.0 ％)
十文字駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -64.0％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 126.5 坪 (昨年 104.2 坪から +21.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.5 分 → 2024年 66.7 分、+305.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示