【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年7月〜9月期のJR奥羽本線 (院内駅～陣場駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -7.4％( -0.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 199 件(１年前(2019年)に比べて +3.6％( +7件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均土地面積は 123.7 坪 (昨年 111.0 坪から +11.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 17 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。十文字駅、飯詰駅、峰吉川駅、四ツ小屋駅、上飯島駅、鹿渡駅、森岳駅、鷹ノ巣駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは刈和野駅で昨年に比べ +12207.7 ％、坪単価は 2.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(刈和野駅、東能代駅)は +6704.9 ％(坪単価 +4.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(早口駅、神宮寺駅)は -89.7 ％(坪単価 -2.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 29.3 分 → 2020年 33.0 分、+12.6 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.6 ％ → 2020年 1.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった院内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +461.7％( +14.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった早口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.23万円/坪(0.07万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -92.4％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR奥羽本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 院内駅 | 17.5万/坪 (34.8坪) | 3.1万/坪 (27.2坪) | 0.4万/坪 (45.4坪) |
| 横堀駅 | 1.5万/坪 (284坪) | 5.1万/坪 (54.5坪) | 1.5万/坪 (356坪) |
| 三関駅 | 0.07万/坪 (299坪) | - | - |
| 上湯沢駅 | - | - | - |
| 湯沢駅 | 3.1万/坪 (100坪) | 3.2万/坪 (122坪) | 2.9万/坪 (90.1坪) |
| 下湯沢駅 | - | 7.3万/坪 (74.1坪) | - |
| 十文字駅 | 3.1万/坪 (115坪) | 2.5万/坪 (34.8坪) | 1.3万/坪 (88.2坪) |
| 醍醐駅 | 4.9万/坪 (51.4坪) | 1.7万/坪 (289坪) | 2.5万/坪 (236坪) |
| 柳田駅 | - | - | - |
| 横手駅 | 4.4万/坪 (110坪) | 5.2万/坪 (63.2坪) | 5.1万/坪 (105坪) |
| 後三年駅 | - | - | - |
| 飯詰駅 | 1.7万/坪 (139坪) | 1.1万/坪 (63.5坪) | 1.9万/坪 (216坪) |
| 大曲駅 | 5.4万/坪 (150坪) | 5.6万/坪 (98.1坪) | 6.0万/坪 (128坪) |
| 神宮寺駅 | 0.28万/坪 (18.2坪) | 2.1万/坪 (188坪) | 1.4万/坪 (139坪) |
| 刈和野駅 | 2.6万/坪 (75.6坪) | 0.02万/坪 (233坪) | 2.4万/坪 (195坪) |
| 峰吉川駅 | 1.5万/坪 (191坪) | 0.8万/坪 (169坪) | 0.3万/坪 (220坪) |
| 羽後境駅 | - | 1.0万/坪 (130坪) | - |
| 大張野駅 | - | - | 0.28万/坪 (363坪) |
| 和田駅 | 9.3万/坪 (169坪) | 3.6万/坪 (239坪) | - |
| 四ツ小屋駅 | 8.0万/坪 (79.2坪) | 5.1万/坪 (265坪) | 5.8万/坪 (197坪) |
| 秋田駅 | 15.6万/坪 (116坪) | 14.6万/坪 (88.5坪) | 14.4万/坪 (95.4坪) |
| 泉外旭川駅 | 24.0万/坪 (49.9坪) | - | - |
| 土崎駅 | 8.0万/坪 (80.2坪) | 6.8万/坪 (92.7坪) | 6.4万/坪 (65.4坪) |
| 上飯島駅 | 6.4万/坪 (83.7坪) | 5.0万/坪 (139坪) | 5.1万/坪 (93.8坪) |
| 追分駅 | 5.2万/坪 (91.3坪) | 4.7万/坪 (130坪) | 4.4万/坪 (216坪) |
| 大久保駅 | - | 2.0万/坪 (127坪) | - |
| 羽後飯塚駅 | - | 2.1万/坪 (130坪) | - |
| 井川さくら駅 | - | - | - |
| 八郎潟駅 | - | 2.0万/坪 (72.6坪) | 1.9万/坪 (142坪) |
| 鯉川駅 | - | - | - |
| 鹿渡駅 | 1.6万/坪 (200坪) | 0.8万/坪 (363坪) | 2.7万/坪 (175坪) |
| 森岳駅 | 2.6万/坪 (57.9坪) | 1.7万/坪 (131坪) | - |
| 北金岡駅 | - | - | - |
| 東能代駅 | 5.8万/坪 (213坪) | 0.4万/坪 (194坪) | - |
| 鶴形駅 | - | - | - |
| 富根駅 | - | - | - |
| 二ツ井駅 | 0.5万/坪 (112坪) | 2.1万/坪 (40.8坪) | 1.2万/坪 (118坪) |
| 前山駅 | - | - | - |
| 鷹ノ巣駅 | 3.8万/坪 (116坪) | 2.9万/坪 (87.1坪) | 2.9万/坪 (156坪) |
| 糠沢駅 | 0.9万/坪 (106坪) | - | - |
| 早口駅 | 0.23万/坪 (106坪) | 3.0万/坪 (127坪) | 2.5万/坪 (34.8坪) |
| 下川沿駅 | - | - | - |
| 大館駅 | 3.9万/坪 (134坪) | 3.9万/坪 (147坪) | 5.9万/坪 (169坪) |
| 白沢駅 | - | - | 0.4万/坪 (60.5坪) |
| 陣場駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
刈和野駅 2.6 万/坪(昨年同期比 +12207.7 ％)
刈和野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +12207.7％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 232.9 坪から -67.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 120.0 分 → 2020年 10.0 分、-91.7 ％と大きく減少)
東能代駅 5.8 万/坪(昨年同期比 +1202.0 ％)
東能代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +1202.0％( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 212.8 坪 (昨年 193.6 坪から +9.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 30.0 分 → 2020年 23.7 分、-21.1 ％と大きく減少)
早口駅 0.2 万/坪(昨年同期比 -92.4 ％)
早口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.23万円/坪(0.07万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -92.4％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 127.1 坪から -16.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.0 分 → 2020年 26.0 分、+188.9 ％と大きく増加)
神宮寺駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -87.1 ％)
神宮寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.28万円/坪(0.08万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -87.1％( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 187.6 坪から -90.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.0 分 → 2020年 60.0 分、+445.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示