【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年7月〜9月期の西鉄太宰府線 (西鉄二日市駅~太宰府駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -35.9%( -10.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(1年前(2020年)に比べて +23.1%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 187.3 坪 (昨年 69.4 坪から +169.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。太宰府駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは西鉄五条駅で昨年に比べ -64.7 %、坪単価は 14.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(太宰府駅)は -12.4 %(坪単価 -2.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西鉄五条駅)は -64.7 %(坪単価 -26.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 23.1 % → 2021年 6.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西鉄二日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.1万円/坪(8.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -33.6%( -14.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった太宰府駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -12.4%( -2.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
西鉄太宰府線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西鉄二日市駅 | 28.1万/坪 (94.4坪) | 42.3万/坪 (53.4坪) | 17.6万/坪 (454坪) |
西鉄五条駅 | 14.3万/坪 (312坪) | 40.6万/坪 (59.0坪) | 22.5万/坪 (109坪) |
太宰府駅 | 13.8万/坪 (211坪) | 15.8万/坪 (82.7坪) | 16.6万/坪 (121坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
太宰府駅 13.8 万/坪(昨年同期比 -12.4 %)
太宰府駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -12.4%( -2.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 211.1 坪 (昨年 82.7 坪から +155.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 22.9 分 → 2021年 19.0 分、-16.9 %と減少)
西鉄五条駅 14.3 万/坪(昨年同期比 -64.7 %)
西鉄五条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -64.7%( -26.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 312.3 坪 (昨年 59.0 坪から +429.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.7 分 → 2021年 7.0 分、-27.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示