【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の相模鉄道いずみ野線 (二俣川駅~湘南台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.1万円/坪(21.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -3.3%( -2.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 32 件(1年前(2022年)に比べて +52.4%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 100.0 坪 (昨年 84.1 坪から +18.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。二俣川駅、いずみ野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは二俣川駅で昨年に比べ +54.8 %、坪単価は 97.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(二俣川駅)は +54.8 %(坪単価 +34.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(緑園都市駅)は -39.7 %(坪単価 -46.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 9.5 % → 2023年 9.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった二俣川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.8万円/坪(29.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +54.8%( +34.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったいずみ野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.5万円/坪(18.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +39.3%( +16.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
相模鉄道いずみ野線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
二俣川駅 | 97.8万/坪 (86.2坪) | 63.2万/坪 (75.4坪) | 69.3万/坪 (42.7坪) |
南万騎が原駅 | 84.5万/坪 (106坪) | 97.3万/坪 (54.5坪) | 60.3万/坪 (51.4坪) |
緑園都市駅 | 70.9万/坪 (83.2坪) | 118万/坪 (54.5坪) | 76.1万/坪 (170坪) |
弥生台駅 | 60.7万/坪 (195坪) | - | 45.4万/坪 (127坪) |
いずみ野駅 | 59.5万/坪 (45.4坪) | 42.7万/坪 (90.2坪) | - |
いずみ中央駅 | 45.7万/坪 (51.4坪) | - | 63.6万/坪 (36.3坪) |
ゆめが丘駅 | - | 77.8万/坪 (154坪) | - |
湘南台駅 | 71.4万/坪 (80.4坪) | 87.5万/坪 (88.0坪) | 52.1万/坪 (132坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
二俣川駅 97.8 万/坪(昨年同期比 +54.8 %)
二俣川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.8万円/坪(29.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +54.8%( +34.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.2 坪 (昨年 75.4 坪から +14.4 %増)。
緑園都市駅 70.9 万/坪(昨年同期比 -39.7 %)
緑園都市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.9万円/坪(21.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -39.7%( -46.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 54.5 坪から +52.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.0 分 → 2023年 15.3 分、+155.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示