【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期のJR七尾線 (津幡駅～和倉温泉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +8.7％( +0.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 60 件(１年前(2021年)に比べて -34.1％( -31件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 127.4 坪 (昨年 116.5 坪から +9.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。中津幡駅、横山駅、高松駅、羽咋駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは宇野気駅で昨年に比べ +107.4 ％、坪単価は 10.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(宇野気駅、中津幡駅)は +96.5 ％(坪単価 +6.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(敷浪駅、七尾駅)は -73.6 ％(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 29.1 分 → 2022年 25.2 分、-13.3 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.1 ％ → 2022年 3.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中津幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +85.6％( +7.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった敷浪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.16万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -83.8％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR七尾線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 津幡駅 | 11.3万/坪 (98.6坪) | 10.3万/坪 (133坪) | 13.5万/坪 (65.6坪) |
| 中津幡駅 | 17.0万/坪 (52.9坪) | 9.2万/坪 (79.9坪) | 2.2万/坪 (227坪) |
| 本津幡駅 | 12.2万/坪 (124坪) | 12.1万/坪 (158坪) | 3.4万/坪 (145坪) |
| 能瀬駅 | 6.9万/坪 (122坪) | 6.3万/坪 (147坪) | 11.7万/坪 (248坪) |
| 宇野気駅 | 10.5万/坪 (77.6坪) | 5.1万/坪 (117坪) | 9.6万/坪 (85.6坪) |
| 横山駅 | 9.4万/坪 (168坪) | 5.4万/坪 (113坪) | 5.5万/坪 (164坪) |
| 高松駅 | 5.6万/坪 (99.2坪) | 4.4万/坪 (89.8坪) | 6.3万/坪 (83.2坪) |
| 免田駅 | - | - | - |
| 宝達駅 | - | - | 2.0万/坪 (46.9坪) |
| 敷浪駅 | 0.5万/坪 (224坪) | 3.3万/坪 (96.8坪) | - |
| 南羽咋駅 | 2.5万/坪 (72.6坪) | - | - |
| 羽咋駅 | 4.3万/坪 (130坪) | 3.5万/坪 (91.4坪) | 2.1万/坪 (200坪) |
| 千路駅 | 3.0万/坪 (75.6坪) | - | - |
| 金丸駅 | - | - | 1.2万/坪 (132坪) |
| 能登部駅 | 1.0万/坪 (238坪) | - | 1.1万/坪 (363坪) |
| 良川駅 | - | - | 1.3万/坪 (393坪) |
| 能登二宮駅 | - | - | - |
| 徳田駅 | 0.8万/坪 (151坪) | 1.4万/坪 (174坪) | - |
| 七尾駅 | 1.9万/坪 (124坪) | 5.1万/坪 (130坪) | 6.0万/坪 (156坪) |
| 和倉温泉駅 | 3.8万/坪 (156坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇野気駅 10.5 万/坪(昨年同期比 +107.4 ％)
宇野気駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +107.4％( +5.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.6 坪 (昨年 117.1 坪から -33.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 19.3 分 → 2022年 16.2 分、-15.9 ％と減少)
中津幡駅 17.0 万/坪(昨年同期比 +85.6 ％)
中津幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +85.6％( +7.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 79.9 坪から -33.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.6 分 → 2022年 8.0 分、-56.9 ％と大きく減少)
敷浪駅 0.5 万/坪(昨年同期比 -83.8 ％)
敷浪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.16万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -83.8％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 223.9 坪 (昨年 96.8 坪から +131.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.0 分 → 2022年 4.0 分、-55.6 ％と大きく減少)
七尾駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -63.5 ％)
七尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -63.5％( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて -30.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 129.8 坪から -4.4 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示