【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期のJR常磐線各駅停車 (北千住駅～金町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(46.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +3.3％( +4.9万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 95 件(１年前(2021年)に比べて -18.1％( -21件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 50.6 坪 (昨年 50.5 坪から +0.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。金町駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは金町駅で昨年に比べ +6.0 ％、坪単価は 109 万円/坪となった。
上位 1 駅(金町駅)は +6.0 ％(坪単価 +6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(亀有駅)は -17.0 ％(坪単価 -23.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 13.8 分 → 2022年 12.0 分、-13.5 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.2 ％ → 2022年 25.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北千住駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 211万円/坪(63.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +1.0％( +2.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 25 件(１年前(2021年)に比べて +8.7％( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +6.0％( +6.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 27 件(１年前(2021年)に比べて -35.7％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR常磐線各駅停車 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 北千住駅 | 211万/坪 (49.5坪) | 209万/坪 (37.2坪) | 129万/坪 (26.2坪) |
| 綾瀬駅 | 183万/坪 (56.6坪) | 190万/坪 (61.6坪) | 148万/坪 (76.2坪) |
| 亀有駅 | 114万/坪 (50.4坪) | 138万/坪 (42.8坪) | 130万/坪 (48.3坪) |
| 金町駅 | 109万/坪 (46.7坪) | 103万/坪 (56.8坪) | 91.1万/坪 (52.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
金町駅 108.9 万/坪(昨年同期比 +6.0 ％)
金町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +6.0％( +6.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 27 件(１年前(2021年)に比べて -35.7％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.7 坪 (昨年 56.8 坪から -17.9 ％減)。
亀有駅 114.3 万/坪(昨年同期比 -17.0 ％)
亀有駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -17.0％( -23.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 20 件(１年前(2021年)に比べて -28.6％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.4 坪 (昨年 42.8 坪から +17.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 ％ → 2022年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示