【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR宇都宮線 (上野駅~赤羽駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 250万円/坪(75.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +11.0%( +24.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -58.8%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.8 坪 (昨年 49.3 坪から -19.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。赤羽駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは赤羽駅で昨年に比べ +62.0 %、坪単価は 296 万円/坪となった。
上位 1 駅(赤羽駅)は +62.0 %(坪単価 +113.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尾久駅)は -30.1 %(坪単価 -80.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.8 % → 2024年 28.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 296万円/坪(89.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +62.0%( +113.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -69.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 187万円/坪(56.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -30.1%( -80.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
JR宇都宮線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上野駅 | - | 640万/坪 (48.4坪) | 717万/坪 (52.9坪) |
尾久駅 | 187万/坪 (32.3坪) | 268万/坪 (76.1坪) | 324万/坪 (15.1坪) |
赤羽駅 | 296万/坪 (45.4坪) | 183万/坪 (43.2坪) | 232万/坪 (26.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤羽駅 296.4 万/坪(昨年同期比 +62.0 %)
赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 296万円/坪(89.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +62.0%( +113.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -69.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 43.2 坪から +5.1 %増)。
尾久駅 187.3 万/坪(昨年同期比 -30.1 %)
尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 187万円/坪(56.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -30.1%( -80.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 32.3 坪 (昨年 76.1 坪から -57.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.7 分 → 2024年 6.3 分、+72.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示