【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の都営新宿線 (新宿駅~篠崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 171万円/坪(51.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -59.0%( -245.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 29 件(1年前(2021年)に比べて -6.5%( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 55.1 坪 (昨年 33.7 坪から +63.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。船堀駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは船堀駅で昨年に比べ +26.2 %、坪単価は 123 万円/坪となった。
上位 1 駅(船堀駅)は +26.2 %(坪単価 +25.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(篠崎駅)は -29.8 %(坪単価 -44.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.2 分 → 2022年 14.1 分、+71.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 23.3 % → 2022年 3.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった住吉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 282万円/坪(85.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -8.9%( -27.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった一之江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.8万円/坪(29.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +16.7%( +14.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
都営新宿線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新宿駅 | - | - | - |
新宿三丁目駅 | - | - | - |
曙橋駅 | 541万/坪 (49.9坪) | - | 331万/坪 (36.3坪) |
市ケ谷駅 | - | 1,335万/坪 (157坪) | 392万/坪 (130坪) |
九段下駅 | - | - | - |
神保町駅 | - | 847万/坪 (20.7坪) | 531万/坪 (25.0坪) |
小川町駅 | - | - | 551万/坪 (18.2坪) |
岩本町駅 | - | 1,234万/坪 (32.5坪) | - |
馬喰横山駅 | - | 1,052万/坪 (39.3坪) | - |
浜町駅 | - | - | 593万/坪 (15.1坪) |
森下駅 | - | 322万/坪 (28.7坪) | 308万/坪 (22.3坪) |
菊川駅 | - | 416万/坪 (40.8坪) | 410万/坪 (43.9坪) |
住吉駅 | 282万/坪 (37.4坪) | 309万/坪 (27.2坪) | 207万/坪 (21.2坪) |
西大島駅 | 280万/坪 (49.9坪) | - | 155万/坪 (23.2坪) |
大島駅 | - | 120万/坪 (15.9坪) | 131万/坪 (21.6坪) |
東大島駅 | - | 234万/坪 (26.5坪) | 151万/坪 (29.5坪) |
船堀駅 | 123万/坪 (36.8坪) | 97.8万/坪 (33.3坪) | 140万/坪 (20.4坪) |
一之江駅 | 97.8万/坪 (39.3坪) | 83.8万/坪 (20.4坪) | 127万/坪 (112坪) |
瑞江駅 | 159万/坪 (94.6坪) | 138万/坪 (33.0坪) | 93.6万/坪 (42.4坪) |
篠崎駅 | 105万/坪 (33.0坪) | 150万/坪 (49.9坪) | 102万/坪 (75.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
船堀駅 123.4 万/坪(昨年同期比 +26.2 %)
船堀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 123万円/坪(37.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +26.2%( +25.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 36.8 坪 (昨年 33.3 坪から +10.6 %増)。
篠崎駅 105.4 万/坪(昨年同期比 -29.8 %)
篠崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -29.8%( -44.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 33.0 坪 (昨年 49.9 坪から -33.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 17.0 分、+325.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示