【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の都営大江戸線 (新宿西口駅~光が丘駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 260万円/坪(78.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -26.0%( -91.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 34 件(1年前(2021年)に比べて -24.4%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.9 坪 (昨年 46.4 坪から +18.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。落合南長崎駅、練馬春日町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新江古田駅で昨年に比べ +121.4 %、坪単価は 228 万円/坪となった。
上位 2 駅(新江古田駅、落合南長崎駅)は +84.3 %(坪単価 +109.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(清澄白河駅、月島駅)は -69.0 %(坪単価 -233.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 9.3 分 → 2022年 7.6 分、-17.8 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.7 % → 2022年 8.8 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 28.9 % → 2022年 26.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった森下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 295万円/坪(89.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -13.9%( -47.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった清澄白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.7万円/坪(8.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -89.5%( -244.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
都営大江戸線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新宿西口駅 | - | - | - |
東新宿駅 | 202万/坪 (30.3坪) | 264万/坪 (10.6坪) | - |
若松河田駅 | 247万/坪 (22.7坪) | 342万/坪 (78.1坪) | 359万/坪 (21.2坪) |
牛込柳町駅 | 346万/坪 (31.8坪) | - | 250万/坪 (21.2坪) |
牛込神楽坂駅 | - | - | - |
飯田橋駅 | - | - | - |
春日駅 | - | - | 391万/坪 (66.6坪) |
本郷三丁目駅 | - | 934万/坪 (37.4坪) | - |
新御徒町駅 | 517万/坪 (34.8坪) | - | 261万/坪 (21.7坪) |
蔵前駅 | - | - | 529万/坪 (15.1坪) |
両国駅 | - | 542万/坪 (52.9坪) | 419万/坪 (9.1坪) |
森下駅 | 295万/坪 (19.7坪) | 343万/坪 (18.2坪) | 264万/坪 (19.7坪) |
清澄白河駅 | 28.7万/坪 (45.4坪) | 273万/坪 (90.4坪) | 329万/坪 (81.7坪) |
門前仲町駅 | 601万/坪 (16.6坪) | - | 474万/坪 (52.9坪) |
月島駅 | 237万/坪 (25.7坪) | 460万/坪 (21.9坪) | 557万/坪 (28.7坪) |
勝どき駅 | - | - | - |
築地市場駅 | - | - | - |
汐留駅 | - | 1,851万/坪 (22.7坪) | - |
大門駅 | - | - | - |
赤羽橋駅 | 837万/坪 (22.7坪) | - | - |
麻布十番駅 | 421万/坪 (49.9坪) | - | - |
六本木駅 | - | - | 947万/坪 (46.1坪) |
青山一丁目駅 | - | - | - |
国立競技場駅 | - | - | - |
代々木駅 | - | 203万/坪 (19.7坪) | - |
新宿駅 | - | - | - |
都庁前駅 | - | - | - |
西新宿五丁目駅 | 285万/坪 (62.8坪) | 330万/坪 (23.4坪) | - |
中野坂上駅 | - | 289万/坪 (24.2坪) | 249万/坪 (71.1坪) |
東中野駅 | 225万/坪 (88.9坪) | 236万/坪 (63.5坪) | - |
中井駅 | 152万/坪 (74.9坪) | - | 84.1万/坪 (49.9坪) |
落合南長崎駅 | 292万/坪 (76.4坪) | 198万/坪 (28.7坪) | 172万/坪 (57.5坪) |
新江古田駅 | 228万/坪 (37.8坪) | 103万/坪 (28.0坪) | 109万/坪 (18.9坪) |
練馬駅 | 198万/坪 (39.3坪) | 319万/坪 (50.7坪) | 191万/坪 (36.9坪) |
豊島園駅 | 185万/坪 (38.8坪) | 196万/坪 (66.6坪) | 158万/坪 (101坪) |
練馬春日町駅 | 164万/坪 (92.3坪) | 116万/坪 (30.3坪) | 116万/坪 (197坪) |
光が丘駅 | 126万/坪 (41.6坪) | 124万/坪 (57.5坪) | 109万/坪 (30.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新江古田駅 228.2 万/坪(昨年同期比 +121.4 %)
新江古田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 228万円/坪(69.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +121.4%( +125.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 28.0 坪から +35.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.5 分 → 2022年 6.0 分、-36.8 %と大きく減少)
落合南長崎駅 292.0 万/坪(昨年同期比 +47.3 %)
落合南長崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 292万円/坪(88.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +47.3%( +93.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 76.4 坪 (昨年 28.7 坪から +165.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.5 分 → 2022年 7.5 分、+36.4 %と大きく増加)
清澄白河駅 28.7 万/坪(昨年同期比 -89.5 %)
清澄白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.7万円/坪(8.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -89.5%( -244.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 90.4 坪から -49.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.2 分 → 2022年 13.0 分、+26.8 %と大きく増加)
月島駅 237.2 万/坪(昨年同期比 -48.4 %)
月島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 237万円/坪(71.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -48.4%( -222.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 21.9 坪から +17.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 4.0 分 → 2022年 2.0 分、-50.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示