【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の東武亀戸線 (亀戸駅~曳舟駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 245万円/坪(74.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +6.9%( +15.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて -44.8%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 53.2 坪 (昨年 39.7 坪から +34.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。小村井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小村井駅で昨年に比べ +44.0 %、坪単価は 182 万円/坪となった。
上位 1 駅(小村井駅)は +44.0 %(坪単価 +55.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東あずま駅)は -41.8 %(坪単価 -73.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 7.3 分 → 2022年 8.1 分、+10.6 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 17.2 % → 2022年 12.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった亀戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 304万円/坪(91.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +14.9%( +39.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -35.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東あずま駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -41.8%( -73.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
東武亀戸線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
亀戸駅 | 304万/坪 (37.3坪) | 264万/坪 (37.4坪) | 148万/坪 (37.6坪) |
亀戸水神駅 | - | - | - |
東あずま駅 | 102万/坪 (16.6坪) | 176万/坪 (37.1坪) | 112万/坪 (22.7坪) |
小村井駅 | 182万/坪 (83.2坪) | 126万/坪 (23.9坪) | 280万/坪 (57.5坪) |
曳舟駅 | - | 300万/坪 (67.2坪) | 198万/坪 (25.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小村井駅 181.7 万/坪(昨年同期比 +44.0 %)
小村井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 182万円/坪(55.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +44.0%( +55.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 23.9 坪から +247.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.2 分 → 2022年 7.0 分、+35.5 %と大きく増加)
東あずま駅 102.2 万/坪(昨年同期比 -41.8 %)
東あずま駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -41.8%( -73.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 37.1 坪から -55.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 9.0 分、+50.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示