【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の京王高尾線 (北野駅~高尾山口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.4万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +57.0%( +17.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2022年)に比べて -21.4%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 113.6 坪 (昨年 114.3 坪から -0.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。北野駅、高尾駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高尾駅で昨年に比べ +63.1 %、坪単価は 45.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(高尾駅)は +63.1 %(坪単価 +17.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(めじろ台駅)は +13.6 %(坪単価 +6.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 29.9 分 → 2023年 22.6 分、-24.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 7.1 % → 2023年 9.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となっためじろ台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.2万円/坪(16.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +13.6%( +6.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.0万円/坪(13.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +63.1%( +17.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -40.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
京王高尾線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
北野駅 | 51.2万/坪 (141坪) | 33.1万/坪 (233坪) | 61.7万/坪 (56.0坪) |
京王片倉駅 | - | 28.6万/坪 (133坪) | 29.6万/坪 (115坪) |
山田駅 | - | - | 15.5万/坪 (303坪) |
めじろ台駅 | 53.2万/坪 (150坪) | 46.8万/坪 (222坪) | 48.9万/坪 (67.6坪) |
狭間駅 | - | - | 45.3万/坪 (81.7坪) |
高尾駅 | 45.0万/坪 (86.2坪) | 27.6万/坪 (79.0坪) | 36.1万/坪 (89.2坪) |
高尾山口駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高尾駅 45.0 万/坪(昨年同期比 +63.1 %)
高尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.0万円/坪(13.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +63.1%( +17.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -40.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.2 坪 (昨年 79.0 坪から +9.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 37.0 分 → 2023年 29.2 分、-21.2 %と大きく減少)
めじろ台駅 53.2 万/坪(昨年同期比 +13.6 %)
めじろ台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.2万円/坪(16.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +13.6%( +6.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 150.2 坪 (昨年 222.3 坪から -32.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 15.5 分 → 2023年 9.3 分、-39.8 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示