【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の妙高はねうまライン (妙高高原駅~直江津駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +18.2%( +1.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 204 件(1年前(2021年)に比べて -34.2%( -106件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.4 坪 (昨年 121.2 坪から -18.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。二本木駅、新井駅、春日山駅、直江津駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新井駅で昨年に比べ +58.9 %、坪単価は 3.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(新井駅、二本木駅)は +54.1 %(坪単価 +0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(南高田駅、妙高高原駅)は -16.8 %(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.3 % → 2022年 3.9 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 0.6 % → 2022年 0.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった春日山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +33.7%( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(1年前(2021年)に比べて -45.3%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二本木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +49.2%( +0.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
妙高はねうまライン | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
妙高高原駅 | 1.6万/坪 (272坪) | 1.8万/坪 (244坪) | 1.4万/坪 (172坪) |
関山駅 | 1.8万/坪 (75.6坪) | 1.7万/坪 (104坪) | 1.5万/坪 (96.8坪) |
二本木駅 | 1.0万/坪 (78.7坪) | 0.7万/坪 (251坪) | 1.0万/坪 (183坪) |
新井駅 | 3.5万/坪 (118坪) | 2.2万/坪 (117坪) | 2.9万/坪 (142坪) |
北新井駅 | 4.7万/坪 (110坪) | 4.7万/坪 (241坪) | 7.9万/坪 (103坪) |
上越妙高駅 | 7.6万/坪 (137坪) | 7.3万/坪 (113坪) | 9.9万/坪 (117坪) |
南高田駅 | 5.4万/坪 (83.2坪) | 7.0万/坪 (114坪) | 7.6万/坪 (117坪) |
高田駅 | 8.3万/坪 (87.7坪) | 7.8万/坪 (93.0坪) | 7.0万/坪 (76.5坪) |
春日山駅 | 9.2万/坪 (88.2坪) | 6.9万/坪 (133坪) | 7.7万/坪 (84.7坪) |
直江津駅 | 8.9万/坪 (87.5坪) | 7.1万/坪 (113坪) | 7.6万/坪 (95.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新井駅 3.5 万/坪(昨年同期比 +58.9 %)
新井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +58.9%( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2021年)に比べて -48.7%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.1 坪 (昨年 116.5 坪から +1.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 23.3 分 → 2022年 19.0 分、-18.4 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.6 % → 2022年 15.0 %)
二本木駅 1.0 万/坪(昨年同期比 +49.2 %)
二本木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +49.2%( +0.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 251.1 坪から -68.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 5.0 分、-83.3 %と大きく減少)
南高田駅 5.4 万/坪(昨年同期比 -23.0 %)
南高田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -23.0%( -1.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -53.3%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 113.8 坪から -26.9 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.3 分 → 2022年 20.9 分、+28.2 %と大きく増加)
妙高高原駅 1.6 万/坪(昨年同期比 -10.6 %)
妙高高原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.6万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -10.6%( -0.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 272.3 坪 (昨年 244.0 坪から +11.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 45.0 分 → 2022年 26.7 分、-40.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示