【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期のJR関西本線 (名古屋駅～弥富駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 250万円/坪(75.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +817.5％( +223.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.2 坪 (昨年 96.3 坪から -28.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。春田駅、蟹江駅、弥富駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは弥富駅で昨年に比べ +74.3 ％、坪単価は 22.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(弥富駅)は +74.3 ％(坪単価 +9.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八田駅)は -1.4 ％(坪単価 -0.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.8 分 → 2022年 13.8 分、-22.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.3 ％ → 2022年 12.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった八田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.1万円/坪(15.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -1.4％( -0.7万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった蟹江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.1万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +32.0％( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR関西本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 名古屋駅 | 1,350万/坪 (127坪) | - | 139万/坪 (64.3坪) |
| 八田駅 | 51.1万/坪 (38.3坪) | 51.8万/坪 (37.8坪) | 49.4万/坪 (62.8坪) |
| 春田駅 | 38.6万/坪 (49.9坪) | 30.0万/坪 (127坪) | 36.7万/坪 (190坪) |
| 蟹江駅 | 20.1万/坪 (63.9坪) | 15.3万/坪 (60.9坪) | 16.3万/坪 (75.8坪) |
| 永和駅 | 13.6万/坪 (69.6坪) | - | - |
| 弥富駅 | 22.4万/坪 (103坪) | 12.8万/坪 (203坪) | 11.8万/坪 (69.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
弥富駅 22.4 万/坪(昨年同期比 +74.3 ％)
弥富駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.4万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +74.3％( +9.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 202.7 坪から -49.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 8.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
八田駅 51.1 万/坪(昨年同期比 -1.4 ％)
八田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.1万円/坪(15.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -1.4％( -0.7万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 38.3 坪 (昨年 37.8 坪から +1.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.0 分 → 2022年 19.3 分、+38.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示