【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年7月〜9月期のJR関西本線 (名古屋駅~弥富駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -46.0%( -46.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて -32.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.5 坪 (昨年 77.0 坪から +54.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。永和駅、弥富駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは永和駅で昨年に比べ +32.0 %、坪単価は 16.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(永和駅)は +32.0 %(坪単価 +3.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八田駅)は -24.9 %(坪単価 -14.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 17.1 分 → 2020年 19.1 分、+11.6 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった名古屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 610万円/坪(185万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -11.7%( -81.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった蟹江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +17.5%( +1.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
JR関西本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
名古屋駅 | 610万/坪 (19.7坪) | 691万/坪 (99.8坪) | 239万/坪 (31.8坪) |
八田駅 | 42.7万/坪 (51.9坪) | 56.8万/坪 (49.2坪) | 42.2万/坪 (54.5坪) |
春田駅 | - | 25.8万/坪 (102坪) | 16.8万/坪 (86.0坪) |
蟹江駅 | 12.9万/坪 (159坪) | 11.0万/坪 (69.9坪) | 7.4万/坪 (117坪) |
永和駅 | 16.1万/坪 (139坪) | 12.2万/坪 (46.9坪) | 6.5万/坪 (74.1坪) |
弥富駅 | 17.9万/坪 (77.1坪) | 14.3万/坪 (43.1坪) | 21.9万/坪 (63.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
永和駅 16.1 万/坪(昨年同期比 +32.0 %)
永和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.1万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +32.0%( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 138.6 坪 (昨年 46.9 坪から +195.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 16.5 分 → 2020年 18.3 分、+11.1 %と増加)
八田駅 42.7 万/坪(昨年同期比 -24.9 %)
八田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.7万円/坪(12.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -24.9%( -14.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 51.9 坪 (昨年 49.2 坪から +5.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 7.5 分 → 2020年 13.3 分、+77.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示