【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の名鉄河和線 (太田川駅～河和駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.5万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +25.8％( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 58 件(１年前(2021年)に比べて -34.1％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 85.5 坪 (昨年 113.9 坪から -24.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 12 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。全体的に上昇基調。太田川駅、南加木屋駅、住吉町駅、知多半田駅、成岩駅、上ゲ駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは坂部駅で昨年に比べ +663.8 ％、坪単価は 11.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(坂部駅、富貴駅)は +631.0 ％(坪単価 +12.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(半田口駅、白沢駅)は -28.7 ％(坪単価 -5.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.3 ％ → 2022年 10.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南加木屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.4万円/坪(13.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +50.6％( +14.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった河和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -16.1％( -1.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
| 名鉄河和線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 太田川駅 | 40.8万/坪 (41.3坪) | 23.2万/坪 (144坪) | 54.1万/坪 (51.0坪) |
| 高横須賀駅 | 29.3万/坪 (113坪) | 34.3万/坪 (78.7坪) | 23.8万/坪 (73.4坪) |
| 南加木屋駅 | 43.4万/坪 (48.4坪) | 28.8万/坪 (76.1坪) | 31.2万/坪 (93.8坪) |
| 八幡新田駅 | 22.0万/坪 (187坪) | 20.9万/坪 (67.9坪) | 15.4万/坪 (107坪) |
| 巽ケ丘駅 | 22.3万/坪 (51.0坪) | 19.6万/坪 (96.8坪) | - |
| 白沢駅 | 18.9万/坪 (56.7坪) | 25.9万/坪 (69.6坪) | 26.8万/坪 (63.5坪) |
| 坂部駅 | 11.0万/坪 (36.3坪) | 1.4万/坪 (185坪) | 27.4万/坪 (56.3坪) |
| 阿久比駅 | 27.8万/坪 (57.5坪) | 11.7万/坪 (382坪) | 24.5万/坪 (54.2坪) |
| 植大駅 | 16.5万/坪 (96.8坪) | 5.2万/坪 (178坪) | 19.8万/坪 (96.0坪) |
| 半田口駅 | 10.4万/坪 (95.8坪) | 15.0万/坪 (59.5坪) | 19.6万/坪 (154坪) |
| 住吉町駅 | 26.5万/坪 (70.3坪) | 18.1万/坪 (49.9坪) | 10.5万/坪 (45.9坪) |
| 知多半田駅 | 36.2万/坪 (174坪) | 29.6万/坪 (62.0坪) | - |
| 成岩駅 | 24.7万/坪 (55.2坪) | 20.0万/坪 (159坪) | 16.0万/坪 (144坪) |
| 青山駅 | - | 20.0万/坪 (120坪) | 0.5万/坪 (112坪) |
| 上ゲ駅 | 24.0万/坪 (66.7坪) | 16.1万/坪 (89.1坪) | 18.1万/坪 (212坪) |
| 知多武豊駅 | 11.2万/坪 (86.2坪) | 15.3万/坪 (59.7坪) | 15.3万/坪 (170坪) |
| 富貴駅 | 18.7万/坪 (69.6坪) | 2.7万/坪 (31.8坪) | 45.9万/坪 (84.2坪) |
| 河和口駅 | - | - | - |
| 河和駅 | 5.4万/坪 (97.8坪) | 6.4万/坪 (98.5坪) | 7.3万/坪 (63.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
坂部駅 11.0 万/坪(昨年同期比 +663.8 ％)
坂部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +663.8％( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 184.5 坪から -80.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 20.0 分 → 2022年 8.0 分、-60.0 ％と大きく減少)
富貴駅 18.7 万/坪(昨年同期比 +598.2 ％)
富貴駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.7万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +598.2％( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 31.8 坪から +119.0 ％増)。
半田口駅 10.4 万/坪(昨年同期比 -30.6 ％)
半田口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -30.6％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 95.8 坪 (昨年 59.5 坪から +61.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 12.3 分 → 2022年 10.3 分、-16.2 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 66.7 ％)
白沢駅 18.9 万/坪(昨年同期比 -26.8 ％)
白沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.9万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -26.8％( -6.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 69.6 坪から -18.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 16.0 分 → 2022年 19.0 分、+18.8 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示