【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期の名鉄河和線 (太田川駅~河和駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.2万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -7.8%( -1.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 81 件(1年前(2020年)に比べて +80.0%( +36件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 96.7 坪 (昨年 84.2 坪から +14.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。太田川駅、住吉町駅、成岩駅、富貴駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは富貴駅で昨年に比べ +73.6 %、坪単価は 22.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(富貴駅、太田川駅)は +71.9 %(坪単価 +13.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(青山駅、巽ケ丘駅)は -51.4 %(坪単価 -14.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.4 % → 2021年 11.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太田川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +70.2%( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった河和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -27.7%( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
名鉄河和線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
太田川駅 | 39.7万/坪 (95.1坪) | 23.3万/坪 (53.7坪) | 25.4万/坪 (93.8坪) |
高横須賀駅 | 22.0万/坪 (98.7坪) | 32.3万/坪 (92.3坪) | 28.7万/坪 (34.8坪) |
南加木屋駅 | 22.6万/坪 (77.5坪) | 27.3万/坪 (54.5坪) | 24.2万/坪 (71.1坪) |
八幡新田駅 | 29.2万/坪 (80.5坪) | 25.4万/坪 (85.8坪) | 11.0万/坪 (99.8坪) |
巽ケ丘駅 | 15.4万/坪 (70.7坪) | 30.0万/坪 (48.8坪) | 14.4万/坪 (69.6坪) |
白沢駅 | - | 20.5万/坪 (63.5坪) | - |
坂部駅 | 20.5万/坪 (63.2坪) | - | 26.4万/坪 (52.9坪) |
阿久比駅 | 26.2万/坪 (55.5坪) | 24.0万/坪 (66.6坪) | 25.6万/坪 (46.9坪) |
植大駅 | 13.6万/坪 (83.6坪) | - | 0.03万/坪 (36.3坪) |
半田口駅 | - | 24.3万/坪 (123坪) | 28.3万/坪 (58.2坪) |
住吉町駅 | 22.8万/坪 (103坪) | 14.7万/坪 (40.8坪) | - |
知多半田駅 | 40.0万/坪 (57.5坪) | - | 41.4万/坪 (22.7坪) |
成岩駅 | 39.5万/坪 (101坪) | 29.9万/坪 (63.5坪) | 27.6万/坪 (65.0坪) |
青山駅 | 12.5万/坪 (146坪) | 27.3万/坪 (139坪) | 8.1万/坪 (81.2坪) |
上ゲ駅 | 16.4万/坪 (62.3坪) | 15.9万/坪 (145坪) | 19.5万/坪 (101坪) |
知多武豊駅 | 16.3万/坪 (123坪) | 18.2万/坪 (75.6坪) | 10.8万/坪 (162坪) |
富貴駅 | 22.7万/坪 (52.9坪) | 13.1万/坪 (74.1坪) | 3.4万/坪 (158坪) |
河和口駅 | - | - | 4.5万/坪 (153坪) |
河和駅 | 5.8万/坪 (175坪) | 8.1万/坪 (64.0坪) | 4.0万/坪 (71.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
富貴駅 22.7 万/坪(昨年同期比 +73.6 %)
富貴駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.7万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +73.6%( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 74.1 坪から -28.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.5 分 → 2021年 11.0 分、+46.7 %と大きく増加)
太田川駅 39.7 万/坪(昨年同期比 +70.2 %)
太田川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +70.2%( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 95.1 坪 (昨年 53.7 坪から +77.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 28.0 分 → 2021年 15.9 分、-43.3 %と大きく減少)
青山駅 12.5 万/坪(昨年同期比 -54.1 %)
青山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -54.1%( -14.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +57.1%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 146.2 坪 (昨年 138.7 坪から +5.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 13.7 分 → 2021年 9.7 分、-29.1 %と大きく減少)
巽ケ丘駅 15.4 万/坪(昨年同期比 -48.6 %)
巽ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -48.6%( -14.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 70.7 坪 (昨年 48.8 坪から +45.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 9.8 分 → 2021年 13.8 分、+41.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示