【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の名鉄三河線 (猿投駅~碧南駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.5万円/坪(9.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +21.5%( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 83 件(1年前(2022年)に比べて -9.8%( -9件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 91.1 坪 (昨年 110.0 坪から -17.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。豊田市駅、竹村駅、吉浜駅、新川町駅、碧南駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは土橋駅で昨年に比べ +882.7 %、坪単価は 44.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(土橋駅、北新川駅)は +584.2 %(坪単価 +30.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小垣江駅、梅坪駅)は -53.8 %(坪単価 -20.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.3 % → 2023年 3.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった豊田市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.7万円/坪(17.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +57.7%( +21.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平戸橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -30.2%( -3.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
名鉄三河線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
猿投駅 | 29.3万/坪 (77.9坪) | 28.5万/坪 (62.5坪) | 24.4万/坪 (72.6坪) |
平戸橋駅 | 7.4万/坪 (83.2坪) | 10.6万/坪 (107坪) | 16.5万/坪 (104坪) |
越戸駅 | - | - | 22.7万/坪 (72.2坪) |
梅坪駅 | 23.6万/坪 (424坪) | 42.2万/坪 (95.3坪) | - |
豊田市駅 | 58.7万/坪 (123坪) | 37.2万/坪 (100坪) | 28.7万/坪 (49.9坪) |
上挙母駅 | 48.8万/坪 (45.4坪) | - | 47.2万/坪 (169坪) |
土橋駅 | 44.2万/坪 (54.5坪) | 4.5万/坪 (109坪) | 30.4万/坪 (225坪) |
竹村駅 | 33.7万/坪 (151坪) | 17.5万/坪 (221坪) | 29.2万/坪 (240坪) |
若林駅 | 19.9万/坪 (161坪) | 24.2万/坪 (134坪) | 32.8万/坪 (76.9坪) |
三河八橋駅 | 29.8万/坪 (92.7坪) | 26.1万/坪 (79.0坪) | 25.1万/坪 (118坪) |
三河知立駅 | - | - | - |
知立駅 | 44.6万/坪 (48.6坪) | 41.2万/坪 (61.3坪) | 29.5万/坪 (86.4坪) |
重原駅 | 38.9万/坪 (51.4坪) | 49.6万/坪 (56.0坪) | 49.6万/坪 (60.5坪) |
刈谷駅 | 49.3万/坪 (203坪) | - | 74.1万/坪 (48.4坪) |
刈谷市駅 | - | 31.3万/坪 (85.5坪) | 22.4万/坪 (133坪) |
小垣江駅 | 13.2万/坪 (39.3坪) | 36.3万/坪 (87.3坪) | 33.7万/坪 (114坪) |
吉浜駅 | 32.9万/坪 (79.4坪) | 22.3万/坪 (42.4坪) | 22.7万/坪 (83.6坪) |
三河高浜駅 | 34.5万/坪 (66.6坪) | 37.5万/坪 (85.7坪) | 19.2万/坪 (166坪) |
高浜港駅 | - | 22.3万/坪 (226坪) | 28.2万/坪 (42.4坪) |
北新川駅 | 28.6万/坪 (64.5坪) | 7.4万/坪 (176坪) | 21.3万/坪 (62.9坪) |
新川町駅 | 34.5万/坪 (43.1坪) | 21.0万/坪 (105坪) | - |
碧南中央駅 | 19.4万/坪 (81.8坪) | 30.0万/坪 (191坪) | 24.5万/坪 (62.3坪) |
碧南駅 | 23.8万/坪 (66.6坪) | 12.5万/坪 (97.7坪) | 11.3万/坪 (41.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
土橋駅 44.2 万/坪(昨年同期比 +882.7 %)
土橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.2万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +882.7%( +39.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 108.9 坪から -50.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 25.0 分 → 2023年 39.0 分、+56.0 %と大きく増加)
北新川駅 28.6 万/坪(昨年同期比 +285.7 %)
北新川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.6万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +285.7%( +21.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 64.5 坪 (昨年 176.1 坪から -63.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 22.8 分 → 2023年 26.7 分、+17.0 %と増加)
小垣江駅 13.2 万/坪(昨年同期比 -63.5 %)
小垣江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -63.5%( -23.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 87.3 坪から -55.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 19.2 分 → 2023年 8.0 分、-58.4 %と大きく減少)
梅坪駅 23.6 万/坪(昨年同期比 -44.1 %)
梅坪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.6万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -44.1%( -18.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 423.5 坪 (昨年 95.3 坪から +344.4 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示