【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の伊予鉄横河原線 (松山市駅~横河原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.9万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +17.8%( +3.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 71 件(1年前(2020年)に比べて +34.0%( +18件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 68.8 坪 (昨年 90.5 坪から -24.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。北久米駅、見奈良駅、横河原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは梅本駅で昨年に比べ +894.9 %、坪単価は 85.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(梅本駅、見奈良駅)は +484.4 %(坪単価 +42.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(愛大医学部南口駅、鷹ノ子駅)は -16.9 %(坪単価 -3.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 28.5 分 → 2021年 19.0 分、-33.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.9 % → 2021年 9.9 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 3.8 % → 2021年 2.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった梅本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.7万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +894.9%( +77.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった愛大医学部南口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -22.5%( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
伊予鉄横河原線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
松山市駅 | 108万/坪 (62.8坪) | - | 39.7万/坪 (37.8坪) |
石手川公園駅 | 35.5万/坪 (37.1坪) | - | 26.4万/坪 (36.7坪) |
いよ立花駅 | 22.8万/坪 (50.3坪) | 23.8万/坪 (56.2坪) | 20.9万/坪 (88.6坪) |
福音寺駅 | 31.0万/坪 (62.0坪) | 28.2万/坪 (103坪) | 15.6万/坪 (227坪) |
北久米駅 | 28.2万/坪 (50.1坪) | 17.0万/坪 (85.8坪) | 23.0万/坪 (127坪) |
久米駅 | 20.1万/坪 (77.1坪) | 17.7万/坪 (217坪) | 26.6万/坪 (65.7坪) |
鷹ノ子駅 | 16.3万/坪 (97.3坪) | 18.3万/坪 (91.5坪) | 12.7万/坪 (39.3坪) |
平井駅 | - | 5.6万/坪 (71.1坪) | 13.2万/坪 (36.3坪) |
梅本駅 | 85.7万/坪 (81.7坪) | 8.6万/坪 (99.8坪) | 8.7万/坪 (270坪) |
牛渕団地前駅 | - | - | 18.3万/坪 (52.9坪) |
牛渕駅 | 14.2万/坪 (90.4坪) | - | 19.6万/坪 (71.1坪) |
田窪駅 | 3.3万/坪 (96.0坪) | - | - |
見奈良駅 | 18.6万/坪 (145坪) | 10.7万/坪 (103坪) | 13.7万/坪 (62.5坪) |
愛大医学部南口駅 | 14.9万/坪 (44.6坪) | 19.2万/坪 (47.6坪) | 17.1万/坪 (121坪) |
横河原駅 | 20.0万/坪 (42.0坪) | 14.0万/坪 (78.7坪) | 9.1万/坪 (54.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
梅本駅 85.7 万/坪(昨年同期比 +894.9 %)
梅本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.7万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +894.9%( +77.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 99.8 坪から -18.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.0 分 → 2021年 6.3 分、-42.4 %と大きく減少)
見奈良駅 18.6 万/坪(昨年同期比 +73.9 %)
見奈良駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +73.9%( +7.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 102.9 坪から +41.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.0 分 → 2021年 12.0 分、+100.0 %と大きく増加)
愛大医学部南口駅 14.9 万/坪(昨年同期比 -22.5 %)
愛大医学部南口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -22.5%( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 44.6 坪 (昨年 47.6 坪から -6.3 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 50.0 %)
鷹ノ子駅 16.3 万/坪(昨年同期比 -11.3 %)
鷹ノ子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -11.3%( -2.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 97.3 坪 (昨年 91.5 坪から +6.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 27.5 分 → 2021年 36.7 分、+33.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示