【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の近鉄京都線 (高の原駅~大和西大寺駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.2万円/坪(19.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +85.5%( +29.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 91.8 坪 (昨年 133.7 坪から -31.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。大和西大寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平城駅で昨年に比べ +598.0 %、坪単価は 19.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(平城駅)は +598.0 %(坪単価 +17.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高の原駅)は +9.8 %(坪単価 +2.8 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大和西大寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.0万円/坪(24.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +81.2%( +35.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +598.0%( +17.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
近鉄京都線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高の原駅 | 31.0万/坪 (72.6坪) | 28.2万/坪 (91.9坪) | 29.7万/坪 (110坪) |
平城駅 | 19.8万/坪 (60.5坪) | 2.8万/坪 (172坪) | - |
大和西大寺駅 | 80.0万/坪 (102坪) | 44.1万/坪 (155坪) | 43.6万/坪 (56.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平城駅 19.8 万/坪(昨年同期比 +598.0 %)
平城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +598.0%( +17.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 172.4 坪から -64.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 20.0 分 → 2024年 6.0 分、-70.0 %と大きく減少)
高の原駅 31.0 万/坪(昨年同期比 +9.8 %)
高の原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +9.8%( +2.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 91.9 坪から -21.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 21.0 分 → 2024年 24.5 分、+16.7 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示