【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の南海本線 (和歌山大学前駅~和歌山市駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.6万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +4.7%( +1.3万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -63.6%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 69.8 坪 (昨年 103.7 坪から -32.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。和歌山市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは紀ノ川駅で昨年に比べ +100.8 %、坪単価は 19.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(紀ノ川駅)は +100.8 %(坪単価 +9.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和歌山大学前駅)は -19.2 %(坪単価 -4.8 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和歌山市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.1万円/坪(17.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +63.2%( +22.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった紀ノ川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +100.8%( +9.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
南海本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
和歌山大学前駅 | 20.0万/坪 (46.9坪) | 24.8万/坪 (117坪) | 24.4万/坪 (67.5坪) |
紀ノ川駅 | 19.8万/坪 (59.6坪) | 9.8万/坪 (170坪) | 15.3万/坪 (94.1坪) |
和歌山市駅 | 59.1万/坪 (107坪) | 36.2万/坪 (75.2坪) | 35.8万/坪 (65.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
紀ノ川駅 19.8 万/坪(昨年同期比 +100.8 %)
紀ノ川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +100.8%( +9.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 59.6 坪 (昨年 170.0 坪から -64.9 %減)。
和歌山大学前駅 20.0 万/坪(昨年同期比 -19.2 %)
和歌山大学前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -19.2%( -4.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 117.0 坪から -59.9 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 25.3 分 → 2024年 30.0 分、+18.4 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示