この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の千葉都市モノレール2号線 (千葉駅～千城台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.1万円/坪(13.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -14.6％( -7.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 38 件(１年前(2023年)に比べて -67.2％( -78件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 84.8 坪 (昨年 88.3 坪から -4.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。みつわ台駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはみつわ台駅で昨年に比べ +50.9 ％、坪単価は 50.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(みつわ台駅、千城台駅)は +35.2 ％(坪単価 +11.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(千葉駅、都賀駅)は -18.5 ％(坪単価 -10.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 25.7 分 → 2024年 29.1 分、+13.3 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 13.8 ％ → 2024年 7.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったみつわ台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.9万円/坪(15.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +50.9％( +17.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった桜木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.8万円/坪(8.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +18.3％( +4.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 千葉都市モノレール2号線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 千葉駅 | 46.9万/坪 (89.2坪) | 64.9万/坪 (79.8坪) | 69.0万/坪 (80.6坪) |
| 千葉公園駅 | - | 54.4万/坪 (51.4坪) | 70.7万/坪 (75.6坪) |
| 作草部駅 | - | - | - |
| スポーツセンター駅 | - | - | - |
| 動物公園駅 | - | - | - |
| みつわ台駅 | 50.9万/坪 (39.3坪) | 33.7万/坪 (86.0坪) | 41.0万/坪 (78.2坪) |
| 都賀駅 | 37.2万/坪 (94.4坪) | 41.0万/坪 (112坪) | 34.1万/坪 (95.3坪) |
| 桜木駅 | 28.8万/坪 (59.0坪) | 24.4万/坪 (115坪) | 32.4万/坪 (53.8坪) |
| 小倉台駅 | 39.7万/坪 (48.4坪) | 37.9万/坪 (54.1坪) | 21.5万/坪 (68.8坪) |
| 千城台北駅 | 30.1万/坪 (99.8坪) | 30.9万/坪 (96.8坪) | 16.4万/坪 (60.5坪) |
| 千城台駅 | 38.9万/坪 (75.6坪) | 32.6万/坪 (63.8坪) | 26.8万/坪 (70.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
みつわ台駅 50.9 万/坪(昨年同期比 +50.9 ％)
みつわ台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.9万円/坪(15.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +50.9％( +17.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 86.0 坪から -54.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.4 分 → 2024年 13.0 分、+37.9 ％と大きく増加)
千城台駅 38.9 万/坪(昨年同期比 +19.5 ％)
千城台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.9万円/坪(11.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +19.5％( +6.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -20.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 63.8 坪から +18.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 10.2 分 → 2024年 6.2 分、-38.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
千葉駅 46.9 万/坪(昨年同期比 -27.8 ％)
千葉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.9万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -27.8％( -18.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(１年前(2023年)に比べて -60.7％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 79.8 坪から +11.8 ％増)。
都賀駅 37.2 万/坪(昨年同期比 -9.3 ％)
都賀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -9.3％( -3.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -76.7％( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 94.4 坪 (昨年 112.1 坪から -15.8 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示