この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の千葉都市モノレール2号線 (千葉駅~千城台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.3万円/坪(19.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +26.5%( +13.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(1年前(2022年)に比べて -17.1%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 78.1 坪 (昨年 96.0 坪から -18.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。千葉駅、小倉台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小倉台駅で昨年に比べ +82.2 %、坪単価は 36.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(小倉台駅)は +82.2 %(坪単価 +16.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千葉公園駅)は -17.6 %(坪単価 -11.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 39.0 分 → 2023年 20.5 分、-47.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 8.6 % → 2023年 13.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千葉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +73.0%( +43.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小倉台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.9万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +82.2%( +16.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
千葉都市モノレール2号線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千葉駅 | 102万/坪 (71.7坪) | 59.0万/坪 (108坪) | 63.8万/坪 (73.6坪) |
千葉公園駅 | 54.4万/坪 (51.4坪) | 66.1万/坪 (103坪) | 85.7万/坪 (81.7坪) |
作草部駅 | - | - | - |
スポーツセンター駅 | - | - | - |
動物公園駅 | - | - | - |
みつわ台駅 | - | - | 44.1万/坪 (36.3坪) |
都賀駅 | 44.9万/坪 (85.9坪) | 40.2万/坪 (72.6坪) | 27.9万/坪 (77.4坪) |
桜木駅 | - | 34.3万/坪 (40.8坪) | 20.5万/坪 (72.6坪) |
小倉台駅 | 36.9万/坪 (52.9坪) | 20.3万/坪 (86.6坪) | 28.5万/坪 (61.3坪) |
千城台北駅 | 27.7万/坪 (104坪) | - | 19.8万/坪 (90.8坪) |
千城台駅 | 36.2万/坪 (96.8坪) | - | 30.1万/坪 (52.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小倉台駅 36.9 万/坪(昨年同期比 +82.2 %)
小倉台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.9万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +82.2%( +16.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 86.6 坪から -38.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 9.2 分 → 2023年 7.3 分、-20.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 33.3 %)
千葉公園駅 54.4 万/坪(昨年同期比 -17.6 %)
千葉公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -17.6%( -11.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 102.9 坪から -50.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 3.0 分 → 2023年 4.0 分、+33.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示