【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の三岐鉄道北勢線 (馬道駅~阿下喜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -13.9%( -1.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 17 件(1年前(2023年)に比べて -5.6%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 96.6 坪 (昨年 143.6 坪から -32.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。東員駅、楚原駅、阿下喜駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは楚原駅で昨年に比べ +69.9 %、坪単価は 7.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(楚原駅)は +69.9 %(坪単価 +3.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(星川駅)は -63.0 %(坪単価 -13.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.6 % → 2024年 5.9 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 15.0 分 → 2024年 16.8 分、+12.2 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東員駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +36.6%( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった楚原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +69.9%( +3.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
三岐鉄道北勢線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
馬道駅 | 19.1万/坪 (13.6坪) | - | - |
西別所駅 | 6.5万/坪 (169坪) | - | - |
蓮花寺駅 | 1.0万/坪 (31.8坪) | - | - |
在良駅 | - | - | 0.19万/坪 (103坪) |
星川駅 | 7.9万/坪 (155坪) | 21.3万/坪 (63.8坪) | 22.4万/坪 (122坪) |
七和駅 | 9.0万/坪 (52.9坪) | 13.9万/坪 (86.2坪) | 12.3万/坪 (143坪) |
穴太駅 | - | 10.2万/坪 (137坪) | 8.8万/坪 (268坪) |
東員駅 | 13.7万/坪 (91.4坪) | 10.1万/坪 (72.6坪) | 18.5万/坪 (80.2坪) |
大泉駅 | - | - | - |
楚原駅 | 7.7万/坪 (103坪) | 4.5万/坪 (106坪) | 4.1万/坪 (87.0坪) |
麻生田駅 | - | - | 2.5万/坪 (186坪) |
阿下喜駅 | 10.3万/坪 (96.8坪) | 6.5万/坪 (395坪) | 0.16万/坪 (262坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
楚原駅 7.7 万/坪(昨年同期比 +69.9 %)
楚原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +69.9%( +3.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 105.9 坪から -2.9 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.0 分 → 2024年 14.0 分、+40.0 %と大きく増加)
星川駅 7.9 万/坪(昨年同期比 -63.0 %)
星川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -63.0%( -13.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 155.3 坪 (昨年 63.8 坪から +143.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 18.4 分 → 2024年 23.0 分、+25.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示