【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期の鹿児島市電谷山線 (武之橋駅～谷山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +20.3％( +6.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -60件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 21.0年から -29.9 ％減)。平均専有面積は 81.0 ㎡ (昨年 72.4 ㎡から +11.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。武之橋駅、鴨池駅、谷山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは鴨池駅で昨年に比べ +78.3 ％、単価は 50.7 万円/㎡となった。
上位 2 駅(鴨池駅、武之橋駅)は +55.8 ％(単価 +16.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(郡元駅、荒田八幡駅)は -17.2 ％(単価 -5.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 21.0 年 → 2024年 14.7 年、-29.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.6 分 → 2024年 7.0 分、-26.8 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.1 ％ → 2024年 30.0 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 17.1 ％ → 2024年 10.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鴨池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +78.3％( +22.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった郡元駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -18.5％( -5.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -93.8％( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 鹿児島市電谷山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 武之橋駅 | 40.6万/㎡ (8.5年/77.5㎡) | 30.4万/㎡ (21.4年/58.3㎡) | 29.3万/㎡ (21.8年/75.0㎡) |
| 二中通駅 | - | 39.4万/㎡ (14.3年/80.0㎡) | 37.8万/㎡ (16.2年/70.0㎡) |
| 荒田八幡駅 | 30.5万/㎡ (35.0年/95.0㎡) | 36.3万/㎡ (21.8年/79.0㎡) | 38.8万/㎡ (22.0年/80.0㎡) |
| 騎射場駅 | - | 31.9万/㎡ (20.0年/78.8㎡) | 37.8万/㎡ (20.0年/90.0㎡) |
| 鴨池駅 | 50.7万/㎡ (2.0年/75.0㎡) | 28.4万/㎡ (17.8年/95.0㎡) | - |
| 郡元駅 | 23.2万/㎡ (23.0年/95.0㎡) | 28.4万/㎡ (19.3年/71.9㎡) | 23.5万/㎡ (19.6年/57.9㎡) |
| 涙橋駅 | - | - | 15.7万/㎡ (37.2年/80.0㎡) |
| 南鹿児島駅前駅 | - | 32.5万/㎡ (15.5年/80.0㎡) | - |
| 二軒茶屋駅 | 43.8万/㎡ (8.0年/80.0㎡) | - | 32.5万/㎡ (13.3年/72.5㎡) |
| 宇宿一丁目駅 | - | - | - |
| 脇田駅 | - | - | - |
| 笹貫駅 | 45.3万/㎡ (3.0年/75.0㎡) | 45.3万/㎡ (2.8年/75.0㎡) | - |
| 上塩屋駅 | - | - | 29.8万/㎡ (12.6年/75.0㎡) |
| 谷山駅 | 28.8万/㎡ (19.7年/78.3㎡) | 22.0万/㎡ (27.7年/64.7㎡) | 25.4万/㎡ (19.3年/68.1㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
鴨池駅 50.7 万/㎡(昨年同期比 +78.3 ％)
鴨池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +78.3％( +22.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 2.0年(昨年 17.8年から -88.7 ％減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 95.0 ㎡から -21.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 17.8 年 → 2024年 2.0 年、-88.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.0 分 → 2024年 4.0 分、-77.8 ％と大きく減少)
武之橋駅 40.6 万/㎡(昨年同期比 +33.3 ％)
武之橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +33.3％( +10.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 8.5年(昨年 21.4年から -60.3 ％減)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 58.3 ㎡から +32.9 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 21.4 年 → 2024年 8.5 年、-60.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 10.0 分 → 2024年 8.5 分、-15.0 ％と減少)
郡元駅 23.2 万/㎡(昨年同期比 -18.5 ％)
郡元駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -18.5％( -5.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -93.8％( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 19.3年から +19.2 ％増)。平均専有面積は 95.0 ㎡ (昨年 71.9 ㎡から +32.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.1 分 → 2024年 6.0 分、-45.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 19.3 年 → 2024年 23.0 年、+19.2 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.1 ％ → 2024年 100.0 ％)
荒田八幡駅 30.5 万/㎡(昨年同期比 -15.9 ％)
荒田八幡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -15.9％( -5.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -90.0％( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.0年(昨年 21.8年から +60.6 ％増)。平均専有面積は 95.0 ㎡ (昨年 79.0 ㎡から +20.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 7.8 分 → 2024年 2.0 分、-74.4 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.8 年 → 2024年 35.0 年、+60.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 80.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示