【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年7月〜9月期のJR境線 (米子駅～境港駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +23.5％( +4.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(１年前(2022年)に比べて +6.7％( +1件/㎡)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 17.1年(昨年 23.7年から -27.9 ％減)。平均専有面積は 73.1 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から +2.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。後藤駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは後藤駅で昨年に比べ +57.3 ％、単価は 24.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(後藤駅)は +57.3 ％(単価 +9.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(米子駅)は +10.3 ％(単価 +2.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 23.7 年 → 2023年 17.1 年、-27.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 20.1 分 → 2023年 14.7 分、-26.8 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 18.2 ％ → 2023年 7.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 36.4 ％ → 2023年 42.9 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +10.3％( +2.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて +10.0％( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +57.3％( +9.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -20.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR境線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 米子駅 | 24.8万/㎡ (18.5年/74.1㎡) | 22.5万/㎡ (21.1年/69.0㎡) | 17.5万/㎡ (24.5年/52.5㎡) |
| 博労町駅 | - | - | - |
| 富士見町駅 | 28.0万/㎡ (9.5年/75.0㎡) | - | - |
| 後藤駅 | 24.8万/㎡ (15.8年/70.0㎡) | 15.8万/㎡ (28.3年/77.0㎡) | 18.8万/㎡ (20.5年/80.0㎡) |
| 三本松口駅 | - | - | - |
| 境港駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
後藤駅 24.8 万/㎡(昨年同期比 +57.3 ％)
後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +57.3％( +9.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -20.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.8年(昨年 28.3年から -44.2 ％減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 77.0 ㎡から -9.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 28.3 年 → 2023年 15.8 年、-44.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 ％ → 2023年 25.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 7.6 分 → 2023年 8.8 分、+15.1 ％と増加)
米子駅 24.8 万/㎡(昨年同期比 +10.3 ％)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +10.3％( +2.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて +10.0％( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 21.1年から -12.2 ％減)。平均専有面積は 74.1 ㎡ (昨年 69.0 ㎡から +7.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 21.1 年 → 2023年 18.5 年、-12.2 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 26.3 分 → 2023年 16.2 分、-38.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 ％ → 2023年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示