【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期のJR境線 (米子駅~境港駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -6.9%( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 17 件(1年前(2020年)に比べて -29.2%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 18.7年から +11.4 %増)。平均専有面積は 63.5 ㎡ (昨年 68.8 ㎡から -7.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。米子駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは後藤駅で昨年に比べ -20.0 %、単価は 19.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(米子駅)は -2.2 %(単価 -0.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(後藤駅)は -20.0 %(単価 -4.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 55.0 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 18.7 年 → 2021年 20.8 年、+11.4 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 23.2 分 → 2021年 26.5 分、+14.1 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.0 % → 2021年 16.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -2.2%( -0.5万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて -27.8%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -20.0%( -4.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR境線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
米子駅 | 20.9万/㎡ (22.0年/62.3㎡) | 21.3万/㎡ (19.7年/68.1㎡) | 20.9万/㎡ (17.5年/65.3㎡) |
博労町駅 | - | - | - |
富士見町駅 | - | - | 15.8万/㎡ (45.5年/47.5㎡) |
後藤駅 | 19.2万/㎡ (18.3年/67.5㎡) | 24.1万/㎡ (15.5年/70.8㎡) | 19.8万/㎡ (17.7年/70.0㎡) |
三本松口駅 | - | - | 22.7万/㎡ (20.5年/72.5㎡) |
境港駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
米子駅 20.9 万/㎡(昨年同期比 -2.2 %)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -2.2%( -0.5万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて -27.8%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 19.7年から +11.8 %増)。平均専有面積は 62.3 ㎡ (昨年 68.1 ㎡から -8.4 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 53.3 % → 2021年 12.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 19.7 年 → 2021年 22.0 年、+11.8 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 28.6 分 → 2021年 33.4 分、+16.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.7 % → 2021年 25.0 %)
後藤駅 19.2 万/㎡(昨年同期比 -20.0 %)
後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -20.0%( -4.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 15.5年から +17.7 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 70.8 ㎡から -4.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.0 分 → 2021年 4.0 分、-42.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 75.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 15.5 年 → 2021年 18.3 年、+17.7 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 % → 2021年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示