【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期のJR境線 (米子駅～境港駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -2.3％( -0.5万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 32 件(１年前(2020年)に比べて +33.3％( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.8年(昨年 18.7年から +0.8 ％増)。平均専有面積は 67.7 ㎡ (昨年 68.8 ㎡から -1.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。米子駅、後藤駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは米子駅で昨年に比べ -3.6 ％、単価は 20.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(後藤駅)は -3.2 ％(単価 -0.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(米子駅)は -3.6 ％(単価 -0.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 23.2 分 → 2021年 18.7 分、-19.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 55.0 ％ → 2021年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.0 ％ → 2021年 7.4 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -3.2％( -0.8万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2020年)に比べて +116.7％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -3.6％( -0.8万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 18 件(前年比変わらず)。
| JR境線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 米子駅 | 20.6万/㎡ (22.0年/63.1㎡) | 21.3万/㎡ (19.7年/68.1㎡) | 20.9万/㎡ (17.5年/65.3㎡) |
| 博労町駅 | 15.1万/㎡ (30.0年/45.0㎡) | - | - |
| 富士見町駅 | - | - | 15.8万/㎡ (45.5年/47.5㎡) |
| 後藤駅 | 23.3万/㎡ (14.7年/75.8㎡) | 24.1万/㎡ (15.5年/70.8㎡) | 19.8万/㎡ (17.7年/70.0㎡) |
| 三本松口駅 | - | - | 22.7万/㎡ (20.5年/72.5㎡) |
| 境港駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
後藤駅 23.3 万/㎡(昨年同期比 -3.2 ％)
後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -3.2％( -0.8万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2020年)に比べて +116.7％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 15.5年から -5.0 ％減)。平均専有面積は 75.8 ㎡ (昨年 70.8 ㎡から +7.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 ％ → 2021年 38.5 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 23.1 ％)
米子駅 20.6 万/㎡(昨年同期比 -3.6 ％)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -3.6％( -0.8万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 18 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 22.0年(昨年 19.7年から +11.7 ％増)。平均専有面積は 63.1 ㎡ (昨年 68.1 ㎡から -7.3 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 53.3 ％ → 2021年 23.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 19.7 年 → 2021年 22.0 年、+11.7 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.7 ％ → 2021年 15.4 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示