【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期のJR長崎旧線 (喜々津駅~浦上駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -4.8%( -1.6万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -26.7%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 18.1年から +44.5 %増)。平均専有面積は 64.1 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -14.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。西浦上駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西浦上駅で昨年に比べ +10.6 %、単価は 35.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(西浦上駅)は +10.6 %(単価 +3.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(道ノ尾駅)は -14.4 %(単価 -4.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 % → 2022年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 18.1 年 → 2022年 26.1 年、+44.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.6 分 → 2022年 18.4 分、+35.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 58.3 % → 2022年 62.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西浦上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +10.6%( +3.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった道ノ尾駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -14.4%( -4.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
JR長崎旧線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
喜々津駅 | - | 36.7万/㎡ (0.25年/90.0㎡) | - |
長与駅 | - | - | - |
高田駅 | - | - | - |
道ノ尾駅 | 28.2万/㎡ (31.5年/69.0㎡) | 33.0万/㎡ (19.7年/67.5㎡) | 20.4万/㎡ (21.7年/76.0㎡) |
西浦上駅 | 35.9万/㎡ (23.3年/70.0㎡) | 32.5万/㎡ (19.5年/79.2㎡) | 19.7万/㎡ (25.5年/73.0㎡) |
浦上駅 | 29.9万/㎡ (18.3年/50.0㎡) | 27.9万/㎡ (21.3年/77.5㎡) | 33.8万/㎡ (14.3年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
西浦上駅 35.9 万/㎡(昨年同期比 +10.6 %)
西浦上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +10.6%( +3.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 19.5年から +19.5 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 79.2 ㎡から -11.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 13.3 分 → 2022年 11.0 分、-17.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 19.5 年 → 2022年 23.3 年、+19.5 %と増加)
道ノ尾駅 28.2 万/㎡(昨年同期比 -14.4 %)
道ノ尾駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -14.4%( -4.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 31.5年(昨年 19.7年から +60.3 %増)。平均専有面積は 69.0 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +2.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 13.0 分 → 2022年 11.5 分、-11.5 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 19.7 年 → 2022年 31.5 年、+60.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 % → 2022年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示