【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期の東北新幹線 (一ノ関駅~盛岡駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -8.5%( -1.9万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 54 件(1年前(2020年)に比べて +116.0%( +29件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.6年(昨年 26.2年から +12.9 %増)。平均専有面積は 53.7 ㎡ (昨年 53.4 ㎡から +0.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。盛岡駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは盛岡駅で昨年に比べ -12.0 %、単価は 20.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(盛岡駅)は -12.0 %(単価 -2.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(盛岡駅)は -12.0 %(単価 -2.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 21.5 分 → 2021年 15.3 分、-29.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.0 % → 2021年 10.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 26.2 年 → 2021年 29.6 年、+12.9 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.3 % → 2021年 11.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった盛岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -12.0%( -2.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 54 件(1年前(2020年)に比べて +125.0%( +30件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった盛岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -12.0%( -2.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 54 件(1年前(2020年)に比べて +125.0%( +30件/㎡)と大幅に増加しています。)。
東北新幹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
一ノ関駅 | - | 1.4万/㎡ (23.3年/70.0㎡) | 22.7万/㎡ (12.3年/67.5㎡) |
北上駅 | - | - | - |
盛岡駅 | 20.6万/㎡ (29.6年/53.7㎡) | 23.4万/㎡ (26.4年/52.7㎡) | 22.4万/㎡ (25.0年/61.9㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
盛岡駅 20.6 万/㎡(昨年同期比 -12.0 %)
盛岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -12.0%( -2.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 54 件(1年前(2020年)に比べて +125.0%( +30件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.6年(昨年 26.4年から +12.3 %増)。平均専有面積は 53.7 ㎡ (昨年 52.7 ㎡から +1.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 17.4 分 → 2021年 15.3 分、-12.3 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.2 % → 2021年 10.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 26.4 年 → 2021年 29.6 年、+12.3 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.5 % → 2021年 11.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示