【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年7月〜9月期の近鉄天理線 (二階堂駅~天理駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +93.0%( +11.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.0年(昨年 31.2年から -19.8 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -11.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。前栽駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは前栽駅で昨年に比べ +33.3 %、単価は 22.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(前栽駅)は +33.3 %(単価 +5.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(二階堂駅)は +1.3 %(単価 +0.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 31.2 年 → 2024年 25.0 年、-19.8 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 12.3 分 → 2024年 8.7 分、-29.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった前栽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +33.3%( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二階堂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +1.3%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
近鉄天理線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
二階堂駅 | 9.5万/㎡ (33.5年/60.0㎡) | 9.4万/㎡ (32.5年/75.0㎡) | - |
前栽駅 | 22.9万/㎡ (0年/70.0㎡) | 17.1万/㎡ (28.5年/70.0㎡) | 8.6万/㎡ (28.5年/70.0㎡) |
天理駅 | 36.9万/㎡ (16.5年/65.0㎡) | - | 34.5万/㎡ (14.5年/81.7㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
前栽駅 22.9 万/㎡(昨年同期比 +33.3 %)
前栽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +33.3%( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 8.0 分 → 2024年 9.0 分、+12.5 %と増加)
二階堂駅 9.5 万/㎡(昨年同期比 +1.3 %)
二階堂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +1.3%( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 32.5年から +3.1 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -20.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.5 分 → 2024年 9.0 分、-37.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示