【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期の肥薩おれんじ鉄道線 (米ノ津駅~川内駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -25.5%( -7.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて -64.7%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.7年(昨年 34.8年から +5.3 %増)。平均土地面積は 162.5 坪 (昨年 155.3 坪から +4.6 %増)。平均建物面積は 56.4 坪 (昨年 76.1 坪から -25.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(川内駅)は +218.5 %(坪単価 +55.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(米ノ津駅)は -85.3 %(坪単価 -72.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 35.7 分 → 2024年 27.2 分、-23.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.9 % → 2024年 16.7 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 40.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった川内駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.1万円/坪(24.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +218.5%( +55.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった米ノ津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -85.3%( -72.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
肥薩おれんじ鉄道線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
米ノ津駅 | 12.5万/坪 (49.0年/133坪) | 85.0万/坪 (0.25年/84.7坪) | - |
出水駅 | - | 9.3万/坪 (46.3年/120坪) | 8.3万/坪 (21.3年/39.3坪) |
西出水駅 | 22.0万/坪 (35.8年/161坪) | 29.9万/坪 (49.3年/183坪) | 22.3万/坪 (36.9年/174坪) |
高尾野駅 | 16.8万/坪 (37.0年/191坪) | 42.3万/坪 (24.8年/168坪) | 9.2万/坪 (50.3年/275坪) |
野田郷駅 | - | - | 11.4万/坪 (37.3年/203坪) |
折口駅 | - | 3.7万/坪 (32.3年/72.6坪) | - |
阿久根駅 | - | 15.5万/坪 (55.3年/97.6坪) | 32.7万/坪 (31.8年/123坪) |
牛ノ浜駅 | - | - | - |
薩摩大川駅 | - | - | - |
西方駅 | - | - | - |
薩摩高城駅 | - | - | - |
草道駅 | - | 18.2万/坪 (21.3年/112坪) | 3.3万/坪 (49.3年/109坪) |
上川内駅 | - | 41.9万/坪 (30.8年/193坪) | 31.9万/坪 (33.7年/104坪) |
川内駅 | 81.1万/坪 (0.25年/139坪) | 25.5万/坪 (34.2年/156坪) | 48.6万/坪 (19.3年/115坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
川内駅 81.1 万/坪(昨年同期比 +218.5 %)
川内駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.1万円/坪(24.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +218.5%( +55.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.3年(昨年 34.2年から -99.3 %減)。平均土地面積は 139.2 坪 (昨年 156.3 坪から -10.9 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 114.4 坪から -70.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 34.2 年 → 2024年 0.3 年、-99.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 41.6 分 → 2024年 120.0 分、+188.4 %と大きく増加)
米ノ津駅 12.5 万/坪(昨年同期比 -85.3 %)
米ノ津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -85.3%( -72.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 49.0年(昨年 0.3年から +19321.4 %増)。平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 84.7 坪から +57.1 %増)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 21.2 坪から +96.4 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 0.3 年 → 2024年 49.0 年、+19321.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.0 分 → 2024年 19.8 分、+146.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示