【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期のJR伯備線 (上石見駅~伯耆大山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.7万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +83.1%( +14.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2019年)に比べて +180.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.5年(昨年 28.9年から -15.5 %減)。平均土地面積は 100.3 坪 (昨年 110.7 坪から -9.4 %減)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 33.3 坪から +59.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。岸本駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは伯耆大山駅で昨年に比べ +144.7 %、坪単価は 41.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(伯耆大山駅)は +144.7 %(坪単価 +24.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岸本駅)は +7.8 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 28.9 年 → 2020年 24.5 年、-15.5 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2019年 32.6 分 → 2020年 29.2 分、-10.4 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 80.0 % → 2020年 57.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった伯耆大山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +144.7%( +24.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岸本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +7.8%( +1.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR伯備線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上石見駅 | - | - | - |
生山駅 | - | - | - |
黒坂駅 | - | - | - |
根雨駅 | 9.1万/坪 (44.0年/148坪) | - | - |
武庫駅 | - | - | - |
江尾駅 | - | - | |
伯耆溝口駅 | 38.9万/坪 (26.5年/142坪) | - | - |
岸本駅 | 19.8万/坪 (30.0年/185坪) | 18.4万/坪 (40.5年/333坪) | 33.1万/坪 (29.5年/154坪) |
伯耆大山駅 | 41.8万/坪 (16.9年/62.0坪) | 17.1万/坪 (26.0年/55.2坪) | 48.9万/坪 (2.5年/134坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
伯耆大山駅 41.8 万/坪(昨年同期比 +144.7 %)
伯耆大山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +144.7%( +24.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.9年(昨年 26.0年から -35.1 %減)。平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 55.2 坪から +12.3 %増)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 38.2 坪から +5.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 26.0 年 → 2020年 16.9 年、-35.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 18.2 分 → 2020年 26.1 分、+43.2 %と大きく増加)
岸本駅 19.8 万/坪(昨年同期比 +7.8 %)
岸本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +7.8%( +1.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.0年(昨年 40.5年から -25.9 %減)。平均土地面積は 184.5 坪 (昨年 332.8 坪から -44.5 %減)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 13.6 坪から +205.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 40.5 年 → 2020年 30.0 年、-25.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 90.0 分 → 2020年 51.0 分、-43.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示