【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のJR五能線 (大間越駅~川部駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -34.5%( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 20 件(1年前(2021年)に比べて -39.4%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.6年(昨年 29.4年から +31.3 %増)。平均土地面積は 112.4 坪 (昨年 121.5 坪から -7.5 %減)。平均建物面積は 66.1 坪 (昨年 58.3 坪から +13.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。木造駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは木造駅で昨年に比べ +34.4 %、坪単価は 22.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(木造駅)は +34.4 %(坪単価 +5.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(川部駅)は -92.0 %(坪単価 -30.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 29.4 年 → 2022年 38.6 年、+31.3 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 37.9 % → 2022年 50.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 27.6 % → 2022年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五所川原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.0万円/坪(9.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -9.7%( -3.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -52.6%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -92.0%( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR五能線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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大間越駅 | - | - | - |
白神岳登山口駅 | - | - | 0.18万/坪 (55.8年/28.7坪) |
十二湖駅 | - | - | - |
陸奥岩崎駅 | - | - | - |
艫作駅 | - | - | - |
深浦駅 | - | 3.7万/坪 (32.8年/51.4坪) | 18.9万/坪 (28.8年/127坪) |
広戸駅 | - | - | - |
追良瀬駅 | - | - | - |
驫木駅 | - | - | - |
風合瀬駅 | - | - | - |
大戸瀬駅 | - | - | - |
千畳敷駅 | - | - | - |
北金ケ沢駅 | - | 1.9万/坪 (0年/56.0坪) | - |
陸奥柳田駅 | - | - | - |
陸奥赤石駅 | - | - | - |
鰺ケ沢駅 | - | - | 12.4万/坪 (41.8年/103坪) |
鳴沢駅 | - | - | - |
越水駅 | 8.0万/坪 (0年/287坪) | - | - |
陸奥森田駅 | - | 2.4万/坪 (44.8年/175坪) | - |
中田駅 | - | ||
木造駅 | 22.3万/坪 (24.3年/227坪) | 16.6万/坪 (37.8年/210坪) | 25.5万/坪 (30.1年/135坪) |
五所川原駅 | 30.0万/坪 (35.4年/73.4坪) | 33.2万/坪 (30.5年/98.0坪) | 22.6万/坪 (44.3年/87.7坪) |
陸奥鶴田駅 | - | 80.3万/坪 (2.8年/127坪) | 15.8万/坪 (28.8年/54.5坪) |
鶴泊駅 | - | - | |
板柳駅 | 5.1万/坪 (65.3年/119坪) | 23.4万/坪 (21.8年/201坪) | 18.7万/坪 (34.0年/94.7坪) |
林崎駅 | - | 2.6万/坪 (53.8年/103坪) | - |
藤崎駅 | 12.3万/坪 (36.4年/73.1坪) | 78.4万/坪 (-0.25年/78.7坪) | 95.3万/坪 (12.8年/211坪) |
川部駅 | 2.6万/坪 (52.8年/157坪) | 33.1万/坪 (18.8年/230坪) | 119万/坪 (-0.25年/257坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
木造駅 22.3 万/坪(昨年同期比 +34.4 %)
木造駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.3万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +34.4%( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 24.3年(昨年 37.8年から -35.8 %減)。平均土地面積は 226.9 坪 (昨年 210.2 坪から +7.9 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 53.7 坪から -12.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 37.8 年 → 2022年 24.3 年、-35.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 75.0 分 → 2022年 39.5 分、-47.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
川部駅 2.6 万/坪(昨年同期比 -92.0 %)
川部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -92.0%( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 52.8年(昨年 18.8年から +181.3 %増)。平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 229.9 坪から -31.6 %減)。平均建物面積は 75.6 坪 (昨年 24.2 坪から +212.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 13.0 分 → 2022年 11.0 分、-15.4 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 18.8 年 → 2022年 52.8 年、+181.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示