【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期のJR博多南線 (博多駅~博多南駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -65.4%( -189.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて -62.5%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.6年(昨年 25.1年から -30.1 %減)。平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 73.3 坪から -20.5 %減)。平均建物面積は 45.1 坪 (昨年 54.1 坪から -16.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。博多南駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは博多駅で昨年に比べ -85.9 %、坪単価は 136 万円/坪となった。
上位 1 駅(博多南駅)は -2.8 %(坪単価 -2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(博多駅)は -85.9 %(坪単価 -834.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 25.1 年 → 2024年 17.6 年、-30.1 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.4 % → 2024年 27.8 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 22.2 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 7.1 % → 2024年 5.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -85.9%( -834.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった博多南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.2万円/坪(29.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -2.8%( -2.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて -57.9%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR博多南線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
博多駅 | 136万/坪 (11.0年/46.1坪) | 971万/坪 (33.0年/108坪) | 147万/坪 (21.3年/111坪) |
博多南駅 | 96.2万/坪 (18.4年/59.7坪) | 99.0万/坪 (22.7年/65.0坪) | 90.0万/坪 (17.3年/64.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
博多南駅 96.2 万/坪(昨年同期比 -2.8 %)
博多南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.2万円/坪(29.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -2.8%( -2.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて -57.9%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.4年(昨年 22.7年から -18.9 %減)。平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 65.0 坪から -8.1 %減)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 38.0 坪から -7.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 22.7 年 → 2024年 18.4 年、-18.9 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 18.8 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 31.2 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 9.4 % → 2024年 6.2 %)
博多駅 136.5 万/坪(昨年同期比 -85.9 %)
博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -85.9%( -834.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.0年(昨年 33.0年から -66.7 %減)。平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 108.2 坪から -57.4 %減)。平均建物面積は 124.0 坪 (昨年 111.3 坪から +11.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 33.0 年 → 2024年 11.0 年、-66.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示